NPブログ - Leitmotiv ~言葉・論理・主題連鎖への旅~

どちらも俳句の季語なのですが
前者は山や川の沢にいる小蟹を
後者は日本海11月6日解禁の蟹
を示します…季節は三夏と三冬。

ズワイガニの傍題(子季語)としては…
越前蟹/こうばく蟹/せいこ蟹/松葉蟹
などがあります… 11月6日は立冬の頃。

雄の方をズワイガニ・紅ズワイガニと呼んで…
雌をセ(イ)コガニ・香箱(こうばこ)ガニ・親ガニ
さらに子持ちガニと呼ぶのが一般的のようです。

越前ガニに幼い頃から馴染んできました
むしろカニと言えば自分にはセイコガニ。


先日早速… これは兵庫県の香住(かすみ)のカニ
脚は小さく細いので身をガシガシ囓り食べ乍ら
内子(未成熟の赤身)と外子(成熟後の卵で茶色)
と周りとを腹部から削ぎ出しました…纏めます。

まだまだ小さく少なめです… これから旬に入り
絶妙の味わいと彩りと食感とを示してくれます。

福井では三杯酢(酢と醤油と味醂もしくは砂糖)
が定番のようですが…由楽梨さんでは酢と生姜
甲羅には三杯目の… 亡き父は定番熱燗でしたね。


今冬は郷里の越前市に気軽に帰省することさえ
ままならず… まして近場スーパーでワイワイと
カニ漁(あさ)りも出来そうもなく… 四五杯での
贅沢な開高丼(作家の開高健が愛した越前海岸
「こばせ旅館」が有名)を自家製で造る楽しみ
も遠い遠い夢で… せめて新旧一句ずつ「蟹句」。
 

カニ食べ行こう~はにかんで行こう🎵
カニ食べ行こう~割りきって行こう🎶
(PUFFY)


【越前の母の蟹丼開高健】
(『蒼穹』冬の部)

【古里の海へ越前蟹歩む】


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1970年11月25日
昭和45年の初冬
享年四十五歳…
三島由紀夫自決
から50年が経ち
本日「憂国忌」。

この数週間確かに三島の記事や
論評が多くなってきたような…
それは単に忌日が近い為なのか
それとも時代の風潮に他ならぬ
喫緊の要件にあたるものなのか。

それが標題句の複雑な思いです。


産経新聞の第一面「産経抄」では
三島なら今のこの国の状況を嘆き
このように言うのではないか… と
彼の言葉を引用して警鐘を発して
… 少しいや大いに密なメッセージ
まさに憂国の「嬉しく危険」です。

もっと小説自体の鑑賞を楽しんで
思想性ではなく芸術性を評価して
三島由紀夫を味わいたいものです。


『金閣寺』衝撃でした。
『潮騒』青春でした。
『春の雪』感激でした。

この三作は「感動」それだけ。


東大阪の英会話教室で
マンツーマンレッスン
それはもう10年前です。

サイモンは
「ミシマに惹かれて日本に来た」
… そう繰り返し言っていました。

東日本大震災の原発メルトダウン後
故国のオーストラリアに一家で帰住。

さよなら
キミにとってジェームス・ジョイス
それは…
ハルキムラカミに匹敵する作家だね。


今も変わりませんか
キミにとって最高のユキオミシマは
一体何を語り続けているのだろうか。


【金閣に三島の雪の降り始め】



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もう十日ほど前になりますが
前後して職場宛に届きました。

前者は第23回俳句甲子園大会
公式作品集で… 頒布販売用 …
本校は投句審査のみとなった
予選から同じく全国大会出場
二年連続の個人入選でした。

後者は第31回伊藤園新俳句大賞
入賞・入選集の… 非売品です…
佳作特別賞(ペットボトル化)1名
佳作入選3名(NP含)という結果。

おめでとうございます… そして…
どちらもチャレンジした生徒さん
すべてにありがとうございました。

次回へのトライアルが既に
どちらも始まっています…
雨ニモ風ニモ暑サ寒サニモ
負ケズニ頑張りましょうね。


唐突ですが予備校で捲土重来の時を
期するかた… 春を信じ待っています。


【朔風(さくふう)ニ向カフ波数(パンデミック)ニモ負ケズ】

【北風(あなじ)にも負けじ夢にも対峙せむ】

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