NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

ネット記事「おすすめクラシック」から・・・

 この曲はモーツァルトが創った最後の交響曲です。まさに彼の業績を凝縮したような曲で、バロック後期から古典派の完成者たるベートーベンへの橋渡しの意味合いをもつものであり、バロック風なところやロマン派風のところもとりいれながら最高の形でまとめあげた曲と言うことが出来ます。

 彼の最後の3交響曲はどれも最高峰の傑作ですが、その中でもこの曲は、宇宙的な壮大さで飛び抜けています。まさに全能の神「ジュピター」なのです。

 特に終楽章(第4楽章)はフーガの技法をソナタ形式に組み込んだ見事なものですが、その中でもコーダが秀逸。
 ホルンで、『ド・レ・ファ・ミ』が強奏され、第2主題も交えた多重フーガへ発展していくところが、この曲の白眉ではないでしょうか。まさにギリシャの神々が天空を飛び回るような感じ。最後にはモノフォニー的な音楽に戻って終結しますが、これだけの音楽を頭の中で鳴らしていたモーツァルトは、もしもっと生きていたらどんな音楽を創ったのでしょうか? 


NPG、あらためて「41番」をどう紹介しようかなあと、あれこれ調べていて、 このリンクフリー・サイトに行きつきました。

・・・「凝縮」「最高峰」「見事」「秀逸」「白眉」 の紹介文のように思われてなりません・・・。

Jupiter(モーツァルト交響曲・第41番)は、
1788年8月10日完成の「夏の曲」です。 

同年に作曲発表された交響曲第39番(6月26日)、交響曲第40番(7月25日)とともに「3大交響曲」と呼ばれています。

WIKIを参照します。 

第4楽章で使われる「ジュピター音型」
(C-D-F-E、ド・レ・ファ・ミの4
音符)は、
モーツァルトがたいへん好んだモチーフである。

MozartJupiterFinaleTheme.PNG

8歳で作曲された交響曲第1番変ホ長調 K.16の第2楽章をはじめ、
・・・さまざまな楽曲に使われている。
これは、古くから多くの作曲家に使われていたモチーフでもある。

・・・特に(NPG注)
交響曲第33番変ロ長調 K.319 の第1楽章

・・・というわけで、今朝は「Jupiter」からスライドして「33番」(約20分間の曲)を聴いてみました。
指揮者三人(レヴァイン・コープマン・スウィトナー)三様の第1楽章・・・その「モチーフ」ですね、気になったのは。

「ジュピター音型」
「モーツァルトがたいへん好んだモチーフ」

「古くから多くの作曲家に使われていたモチーフ」


「ジュピター音型」は「ジュピター動機」とも言います。
“展開部でのジュピター・モチーフ” です。

でも、「古くから多くの作曲家に」・・・では、どこに「アマデウス」は降臨したのでしょうか・・・。
昨夏は、「ジュピター」を幾度となく聴いたような記憶があります(当ブログ参照)。

今夏も41番、それに33番を聴きこんでみることにします。

今も聴きながら(スウィトナー33番)、
朝食を食べられない朝を楽しんでいます。
(健康診断・再検のため。)

・・・・・・・・・・・・

ところで・・・“JUPITER” つながり(モティーフ)です。

平原綾香のコンサート・チケットが取れました。

まだ残暑厳しき9月の休日、
フェスティバル・ホールでの、
CONCERT TOUR 2015 ~Prayer ~です。


JUPITER ♪♪♪途轍(とてつ)もなく楽しみ♪♪♪。


 

「月刊・ 俳句界8月号」(文學の森)を別冊付録の「投稿・俳句界8月号」と合わせて読んでいました。

序(つい)でに、40~30年以上前に書かれた推理小説からアレンジ編集された「あなたが名探偵~19の難事件を解決しろ~」(先日購入した講談社文庫古本:文庫初版で17年前)で犯人・アリバイ当てをしています。
三戦三勝でスタート・・・。おそろしく古いタイプの推理物アンソロジーです。

「俳句界」本編巻末の編集後記で編集長の林誠司さんが、
・・・芥川龍之介は・・・小説も凄いが、とにかく「芭蕉雑記」が凄い・・・、
という主旨のことを記しているので早速・・・、

岩波書店の芥川龍之介全集12(新書版:評論一)から、
「芭蕉雑記」と「續芭蕉雑記」を読んでみました。

いずれも結構手強(ごわ)くて、
「謎解き」であることは共通しているように思えます。

そう、謎解きですね。


特に「投稿・俳句界」で、
選者の茨木和生(かずお)先生(「運河」主宰)と、
岸本マチ子先生(「WA」代表)とが、
「特選三句」に共通の一句を選んでいらっしゃるのに目を留めました。

それは、俳人・西東三鬼*に纏(まつ)わる一句なのです。
兵庫県のかたの雑詠投稿句で「ダブル特選賞」ということになるようです。

とても面白い洒落た句です。
さすがにその無断転載は憚(はばか)られますが・・・。


しかし、その句よりも西東三鬼について
NPGがあれこれと謎を感じて考えを巡らせていた折しも・・・、

当ブログでご紹介したことのあるYYさん**から、
残暑見舞いの返信をいただいて、
非常に驚きました。

その文面が・・・、

水枕、ガバリと  ---sanki

で締めくくられていたからです。

えええっっっ・・・、
こんなことあるのかあ・・・という驚愕でしたね。

まさに、これまた大袈裟ですが・・・、

愕習 !!

水枕ガバリと寒い海がある
(三鬼)

・・・この句は「無季俳句」ととる見方も一般的かつ情緒深いようで、
だからこそ「病床見舞いよりも残暑見舞いの涼しさ」を醸し出しては・・・、
いませんか???


謎解きは容易ではない方が妙味があります。


*西東 三鬼(さいとう さんき)・・・
1900年(明治33年)5月15日 - 1962年(昭和37年)4月1日)は、岡山県出身の俳人。医師として勤める傍ら30代で俳句をはじめ、伝統俳句から離れたモダンな感性を持つ俳句で新興俳句運動の中心人物の一人として活躍。代表句:水枕・・・、算術の少年しのび泣けり夏 、白馬を少女瀆(けが)れて下りにけむ (共に『旗』所収)
[Wikipediaより]

**YYさん・・・
俳句には「第二芸術論」的な観点から手厳しかった故・新倉和文先生の、宇和島時代・幼馴染のかたです。
来月の命日には是非ともお逢い致したく思っております。


 

読み仮名は80%で準1級レベル
書き取りは80%で1級レベル

1むらくも(村・群 以外の一字を用いて)
2たけふ(北陸の地名)
3だし(昆布・カツオなどの)
4ひたち(関東の地名・宮名)
5すえつむはな(紅花ベニバナの別称)
6カラー(花の名・漢字二字)
7ぼうしゅ(二十四節気)
8とうろう(カマキリの別称・別読み) 
9つごもり(月籠の別字)
10ぐじょうはちまん(中部の地名・四字)
11えんてい(ダム用語)
12くずりゅう(中部北陸の河川・ダムの名) 
13さくらんぼ(慣用読み漢字・二字)
14びわ(果物)
15皮を
16しゃくやく(花の名)
17てら
18おぼろ
19なごはらい(6月30日祭事)
20けがれ(罪ケガレ)
21くぐり抜ける(茅:かやの輪を)
22さつき(五月の別字)
23おさななじみ(三字)
24はんげしょう(季節語)
25む(積・摘・抓・詰 以外の一字)
26かいより始めよ
27たこ(二字=蛸)
28しゅんの頃
29思いのたけ
30めりはりをつける(二字)
31まんじゅしゃげ(=彼岸花)
32きっこうでん・きこうでん(七夕祭事の中国名)
33あやか
34はたお
35てんくうかいかつ(四字熟語〔酉陽雑俎 語資〕:人の度量が空のようにからりとして海のように大きいこと。)
36かご(乗りもの・二字)
37すずり
38つづら(入れもの・二字)
39なぎなた(二字)
40みこし(祭事)
41かれい(魚の名)
42しょうが(香味の作物)
43ぶな(木の名)
44しっぷうどとう
45まれ(-なり・-だ:形容動詞)
46じゅうりん
47きら(め)
48ふちんし(実験玩具・三字)
49かんしゃく
50かんがみる
51わだち
52はざかいき
53まっちゃあん(和菓子)
54はも(魚の名)
55せみしぐれ
56きゅうり
57うちだひゃっけん(作家名)
58かじか(魚・出題ミス⇒秋刀魚のつもり<m(__)m>)
59ふえん
60うしん(藤原定家の理念)
61りょうせん(山の尾根と尾根を結ぶ線・尾根)
62いちげんさん
63はしごする
64すうせい
65からくり(一字)
66そうし・そうじ(人名・書物名)
67みょうが(香味の作物)
68おすそ分け
69さく・ついたち(晦:つごもりの対で一字)
70ごこくほうじょう
71げいぎさん・まいこさん(共通の一字を入れて・各二字)
72せんちゅうはっさく(四字)
73ろくなことが無い
74ようや
75だじゃれ(三字)
76ほうふつとさせる(二種)
77ほうし(勝手きまま)
78だんらん
79ちょく・ちょこ
80たしな
81まとめる
82いきづ
83みはる(目を-・一字)
84しじみ(一字)
85なずな(春の七草の一つ)
86すずな(同上:蕪=かぶの別称)
87あさぎいろ(黄を用いず)
88ただす(正・糺 以外を用いて)
89さんぎょう・さんごう(仏教語)
90しののめ
91へちま
92ひっぱく
93すき(-鍋・-と鍬:くわ)
94うどん
95さわら(魚の名)
96かき(魚介類)
97やまいこうこうに入る
98かくしゃくとする
99こち・はえ・ならい・あなじ(完解)
100ふくろう(一字)




 

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