NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

6月6日は「芒種」(ぼうしゅ:イネなど芒=のぎ のある穀物の植え付けの頃)。
翌7日が「芒種」の「初候」 で「蟷螂生」(とうろうしょうず=カマキリが現れ始める頃)。

再確認ですが・・・、
前者は「二十四節気」の一つ、 
後者は「七十二候」の一つ。 

もう少し「初夏」が続きます。
6月11日が「新暦」の「入梅」(にゅうばい)、これは「雑節」 (ざっせつ)と言って日本で補助的に作られた季節語の一つ。
「旧暦」の「入梅」は、6月15日(陰暦の4月29日=末日=晦日・晦・月籠:つごもり)に当たります。 

11日~15日にかけて、全国的に「梅雨入り」しそうに思えます。
(近畿は、すでに3日に梅雨入りしたようです。)


初夏の夕食。
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おにぎり
(玄米&ふりかけ入り)

煮浸し
(水菜・薄揚げ・ブナしめじ) 

冷奴
(絹越:大葉・生姜・刻み葱)

高野豆腐
(出汁醤油)



さて、今日は29回目の結婚記念日です。
季節のお花を飾って、ささやかに「感謝」します。
 

すでに下げてしまいましたが、紅花とカラーです。
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源氏物語で有名なように、
紅花は「末摘花」(すえつむはな:花の末を摘む花)と言います。
作中で故・常陸(ひたち)の宮の姫君の愛称。
紅花⇒先の方が赤い鼻ですね。

芭蕉は、一説では、紅花の作柄査察を幕府から仰せつかって、奥の細道を旅したんですよね。 
紅花⇒染織物・化粧品・食料品素材ですね。

山形の紅花は大変重宝されました。

 
行く末は
  誰が肌ふれむ
    紅の花
     (芭蕉)


カラー(なんと「海芋」と書きます。)にはオシャレなイメージがあり、
結婚披露宴のブーケなどに人気だとか。

何色に
  合わせんとして
    海芋見る
     (NP) 
 

紅花・カラーともに
初夏の花。
夏の季語です。 

二十四節気では、
5月26日が「紅花栄」
(べにばなさかう)
の日でした。


次の節気は6月6日で「芒種」(ぼうしゅ)です。

 

TBS系ドラマ「天皇の料理番」主人公の秋山篤三氏が、福井県の武生出身とのこと。
ドラマでは、主役の佐藤健(たける)さんと、その妻役の黒木華(はる)さんが、福井弁を披露しています。

何だか勿論、違うのですが、そう言っている自分も故郷をあとにして、早や数十年の歳月。
たまに帰省する程度では、生粋の福井弁は判然としなくなっています。

今回のドラマをきっかけに、同郷(共に武生高校卒)の同僚である数学科のY女史に、確認してみました。
久しぶりに福井弁で喋ることが出来て嬉しかったな。

はーい↑。


折しも双子の玉子に遭遇、料理番なら、どう調理するのでしょうか。
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我が家の料理番、出汁(だし)巻き玉子は控えめですが絶品です。
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