NPブログ - Leitmotiv ~言葉・論理・主題連鎖への旅~

2013年10月

Trial  &  Triumph !!

元気の出るブログにしたいと思います。
やる気になる学参を作りたいと考えます。

里程標を明確にしてゴールを定めます。
ゴールはスタート。

里程標・・・距離を記して道路・線路のわきなどに立てた標識。
転じて、物事の推移・発展の一過程を示すしるし。(大辞泉)


NP大学時代の同人誌「蒼穹」(そうきゅう=青空)で、ある同人が「里程標」という語句で自身の短編小説を締め括っていたのを、想い出しました。三回生の頃、彼にとっても、確かな標識が見え始めていたのでしょう。

いまどのあたりかな・・・ということですね。

やってみないとわからない、あきらめないでがんばる。
そして、いまどのあたりかな、をしっかりつかんでおく。

目標が見えなくても、ゴールは自ずから決まってゆきます。
人生がそうです。

里程標は、自分で立てることができます。

次こそ勝利しましょう。
今までの敗北が、その中で生きるのです。

ひとつひとつの敗北も、それぞれが貴い里程標です。



(ホームページより「理念」)

日本語力・論理力を高める良質な教材の提供、斬新な教育システムの提案により、閉塞感のある教育界に新風を巻き起こす。

1. 最高のクオリティ、最適のシステムを常に追求し、教育界の発展に寄与する
2. 流れる水の如く、変化を恐れず、器に迎合せず、常により良い未来を 自らの手で作り上げる気概でチャレンジを続ける 
3. 個の喜びが組織の喜びとなる職場づくり

出口汪さんの会社、「論理エンジン」の出版社というイメージが強かったのですが、設立からもう13年が経ち、随分大きく発展し続けているようです。

汪はサンズイ(水)に王ですから、ウォーターキングです。講談社から出された小説のタイトルも『水月』(みづき)、久しぶりにお会いしたいですね。「水」の話を伺いたいのです(一方的ですね)。

2.の文言はとてもいいですね。
大学のアドミッション・ポリシー 《入学者として受け入れたい人物像⇒方針》 にあってもいいですね。

「水素材」が「変化・流動」の暗喩・・・これはNP国語では「自明の理」として用いています。
島根大学・武田信明教授の「富嶽百景(太宰治)講義」に聴講生として学ばせていただきました。
武田先生にも是非お会いしたいと、ずっと思っています(これも同上、一方的)。
こちらは、大学所在地の島根県・松江市・・・、
と言えば・・・志桜塾・長谷剛先生のお力をお借りしたいものです(さらに同上・・・)。


さて、今日、わざわざ東京・新宿の水王舎から大阪東の外れまで、編集・営業のトップのかたお二人にお越しいただきます。
たいへん有り難いことです。
流れる水の如く・・・形ありて無きが如く、形なくて有るが如く・・・、
いろんなお話を、「物語」のようにできることを楽しみにしています。


枯野かな・・・、

明治33年、高浜虚子27歳の時の作品。生涯最も気に入っていた句とも、彼の人生を表す句とも言われています。

でも、昭和34年に84歳で亡くなった虚子が、正岡子規(明治35年没)存命中で、後継者にと俳誌『ほととぎす』を託された頃に、すでに「人生を表す」代表句を生み出していたとは驚きです。

〈 遠山と今いる場所 〉の対比
〈 日当たりと枯野 〉の対比

心境は、遠くの山・日当たり・枯野のいずれでしょうか。
「切れ字」を強くとれば、「かな」のある枯野ですね。

遠望として、温かい陽射しがスポットライトのように山に当たっているのでしょうか。
それとも、陽射しが当たったところにくっきりと寒い枯野が見えているのでしょうか。
どちらもでしょうね。

中学(現在の松山東高校)から、三高(京大)を経て二高(東北大)へ、そして中退。
親友でライバルだった同級生の河東碧梧桐(かわひがしへきごとう=後に自由律俳句を唱え虚子と対立)と共に駆け抜けてきた、青春時代の「終焉・訣別」を、この句に見ます。
アンビバレント(二律背反)です。

27歳・・・NPは教員として正職に就いた年齢です。
あの時に「枯野」は全く見えませんでした。
ずっと以前には、この句を晩年の境地かなと勘違いしていました。
だから虚子は、やはり凄いと思うのです。


・・・まだ朝晩ようやく寒くなってきたばかりの現在の暦(こよみ)なのですが・・・、
ふいに、晩秋から冬へと思いを馳せてみました。

枯野でも
  日当たりながら
   時季(つぎ)を待つ  (NP)


(兼・漢検準一級レベル書き取り出題)

【一字訓】
①かなえ ②よわい ③ふもと ④こだま(する) ⑤(刀の)つば
⑥(お膳の)はし ⑦さかずき ⑧のど(咽 以外で) ⑨すすき(薄 以外で) ⑩うつつ

【送りがな付き】
①くらむ ②ひもとく ③たちまち ④(霊などが取り)つく ⑤(生息して)すむ
⑥はびこる ⑦(だまして)かたる ⑧けだし ⑨(願いが)かなう ⑩ちりばめる
⑪したたか ⑫しなやか ⑬さとす ⑭おおむね ⑮ごめんこうむる

【音読み二字熟語】
①ぼうだい(膨大 以外で) ②ようかい(口出し) ③(上方からの)ちょうかん 
④げげ(げあき・精霊会=陰暦七月十五日、僧の夏籠りの終わり) 
⑤ぎょうこう(思いがけない偶然の幸せ) ⑥ひつじょう(かならずそうなる)
⑦かつもく(注意深く見る) ⑧じゅうりん(権利などを踏みにじる) 
⑨かいしゃ(元は生肉・あぶり肉⇒人々の評判になって知れ渡ること)
⑩きつおん(言語発声時の支障)

・・・次の第14回は、カタカナ語や意味も問います。
出題範囲は、13回の次日付 ブログ記事~大凡(おおよそ)2か月分 を予定しています。
漢検1級に挑戦していたYSさん、その後如何(いかが)ですか。

天候はよくありませんが、みなさんにとっては「日々是好日」でありますように。

*ひとびとことごとくどうきなり、ひびこれこうじつなり
・・・(禅語・仏語)「人々悉道器、日々是好日」
⇒一人ひとりが悠々と真実の生き方に達すれば、一日一日はすなわち好い日となる。

かなめ・・・
そのものを支える上で最も大事な役割を果たす部分や人。
「肝心要の所、チームの肝心要」
(新明解国語辞典、下記語句調べも同様です。)

月(つきへん・にくづき)が付いて、「腰」となります。
人体の上体と下肢をつなぐ、重要な部位。

比喩的に慣用表現では・・・
じっくり腰を落ち着ける。(+)
ようやく腰を上げる。(+-)
腰が 強い・すわる・ある。(+) ⇔ 腰が 抜ける・砕ける・ない。(-)
話の腰を折る。腰が重い。(-)

先日のらも検解答の一つにもなるのですが・・・
鼎(かなえ)という言葉と言霊的には関連があるのかなと思っています。
(そんな大袈裟なことでもなく、以下「語感」としてですね。)

鼎は釜の古称で、特に三本脚の支えを持つ鉄の釜です。
「鼎の軽重(けいちょう)を問われる」(当ブログ既出)で・・・
“世間で言われるほどすばらしい能力(価値)があるのかどうか、改めて試される”の意味になります。

かなめも、かなえも、何か大事をかなえる(叶・適・敵える)には不可欠のものと考えます。

夢に向かって、「肝心要」を腰を据(す)えて大切にしたいですね。

高校生ナンバー1キャッチャーは、「扇の要」、明日のプロ野球ドラフト会議で彼の夢は叶うでしょうか。

みんな頑張れ。


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