七十二候で「麦秋至」(ばくしゅういたる)の日です。
春麦の刈り入れ期で「夏の季語」(初夏)、梅雨が来る前に黄金色の麦穂を刈るわけですね。
徳島県の山奥に住んでいた時に、一度だけ収穫作業に参加した記憶があります。
でもそれは、冬麦だったのかも知れません。
麦の二期作というのは、冬麦と春麦。
一般的には春麦の収穫期を麦秋と言い、5月~7月を指すようです。
二十四節気では、「小満」(陽気高調し、万物満ち足りてくる頃)の「末候」。
一節気に三つずつ候があるので、その三つめということです。
麦秋や 葉書一枚 野を流る
[山口誓子]
という句を見つけました。
想像が募りますね。
何の葉書でしょうか。
黄金色の麦穂のような ひとひらの我が心よ、どこまでも、どこまでも、野を下って流れてゆけ~♪ ♪ ♪
・・・ですね。
やがて海に出るのでしょうか。
はてな?
海に出て 木枯らし 帰るところなし
[山口誓子]
当ブログ既出です。
その凄惨な解釈(御本人自らが晩年に認めました。)を、ぜひ遡ってお読み下さい。
・・・ということは・・・
この葉書は「赤紙」だったりして。
まさかね。
勇ましくも滑稽な(小林秀雄)、ヒトラー再来を思わせる きな臭い時代に・・・、
「NO」と言います。
春麦の刈り入れ期で「夏の季語」(初夏)、梅雨が来る前に黄金色の麦穂を刈るわけですね。
徳島県の山奥に住んでいた時に、一度だけ収穫作業に参加した記憶があります。
でもそれは、冬麦だったのかも知れません。
麦の二期作というのは、冬麦と春麦。
一般的には春麦の収穫期を麦秋と言い、5月~7月を指すようです。
二十四節気では、「小満」(陽気高調し、万物満ち足りてくる頃)の「末候」。
一節気に三つずつ候があるので、その三つめということです。
麦秋や 葉書一枚 野を流る
[山口誓子]
という句を見つけました。
想像が募りますね。
何の葉書でしょうか。
黄金色の麦穂のような ひとひらの我が心よ、どこまでも、どこまでも、野を下って流れてゆけ~♪ ♪ ♪
・・・ですね。
やがて海に出るのでしょうか。
はてな?
海に出て 木枯らし 帰るところなし
[山口誓子]
当ブログ既出です。
その凄惨な解釈(御本人自らが晩年に認めました。)を、ぜひ遡ってお読み下さい。
・・・ということは・・・
この葉書は「赤紙」だったりして。
まさかね。
勇ましくも滑稽な(小林秀雄)、ヒトラー再来を思わせる きな臭い時代に・・・、
「NO」と言います。