NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2014年06月

ちょっと手強(てごわ)い国名難読語シリーズ(すべて今回のワールドカップ出場国)。
①象牙海岸・・・コートジボアール
②希臘・・・・・・・ギリシャ+
③哥倫比亜・・・コロンビア+
④西班牙・・・・・スペイン
⑤墨西哥・・・・・メキシコ+
⑥伯剌西爾・・・ブラジル+
⑦厄瓜多・・・・・エクアドル
⑧克羅地亜・・・クロアチア
⑨夏麦論・・・・・カメルーン
⑩哥斯達利加・・コスタリカ+
⑪瑞西・・・・・・・スイス+
⑫宇柳具・・・・・ウルグアイ+
⑬白耳義・・・・・ベルギー+
⑭亜爾然丁・・・アルゼンチン+
⑮葡萄牙・・・・・ポルトガル
⑯加納・・・・・・・ガーナ
⑰洪都拉斯・・・ホンジュラス
⑱尼日利亜・・・ナイジェリア+

トーナメント進出国ベスト16のうち10(上記で+印付き)が難読漢字国でした。
残り6は・・・チリ、フランス、ドイツ、オランダ、アメリカ、アルジェリア・・・
なんとか読めますね、書きにくいけれど。
智利
仏蘭西
独逸
阿蘭陀
亜米利加
阿爾及


さて、こちらもちょっと苦しい同音対義語です。
どちらかと言うとプラスイメージ、を左列にしてみました。
 
ヘンザイ・・・遍在 ↔ 偏在
アイレン・・・愛憐 ↔ 哀憐
コウテン・・・好転 ↔ 後転
コウトウ・・・高等 ↔ 降等
カイカン・・・快漢 ↔ 怪漢
ゼンカイ・・・全快 ⇔ 全壊
レイグウ・・・礼遇 ⇔ 冷遇
シテン・・・・・始点 ⇔ 止点
バイカ・・・・・買価 ⇔ 売価
フハイ・・・・・不敗 ⇔ 腐敗

法則性がありますね。
一字が共通、もう一字が対語、プラス・マイナスが生じやすい。

但し・・・政治に「不敗」や「腐敗」は、どちらも怖いものですね。

ノーサンキュー、政権 ⇔ 制権。 

では、近々これらも含めて「らも検・拡大バージョン」やります。 


今夜は、文化人類学者・医者・哲学者・中央競馬会社員・元名選手で現監督・人気の化学教員など勢揃いの・・・
「ロマンの会」に参加します。 
昨夜から今夜にかけて「三日月」・・・、
エンブレム(校章・学院章などのシンボルマーク) に三日月(新月・初月・朔月とも表記)を持つ母校・関西学院大学出身者もNP含めて二人います。

雨のち晴れ、いい一日になりますように。

期末考査真っ只中の生徒たち、
夏期特別講習直前の既卒生諸君、
マンネリ感のある大学生の方がた、
精勤疲労気味お勤めのみなさんへ・・・、

お疲れさま~、なんて言いません。(よけいに疲れると イヤ)

やがて夏が来ます。

お元気サマ~♪ 

 

島根・松江の志桜塾主宰、長谷剛先生のブログ「深山の桜」*から・・・

「魂が揺さぶられる」という標題で夏至の日(6月21日)にアップされたものです。

初めて、記事へのリンク貼り付けをしたくなりました。

2012年9月14日日刊スポーツの記事 

本田圭佑のメッセージ その1 その2

ワールドカップ・リーグ戦、日本が一勝も出来ずに終わった今だからこそ珠玉の言葉です。

先生にコメントを入れた上で、NPも使わせていただきます。

有り難うございます。

センター試験まで200日の日が、もう間もなく来るんですね。

長谷先生のブログを読むと、元気になります。 


*「深山の桜」(みやまのさくら)は論理エンジン公式ホームページ上に、リンクバナーがあります。 

ワールドカップ・サッカー解説で耳にしました。

 【transition】 (デジタル大辞泉)
1 移り変わり。また、変わり目。
2 テレビ・映画などの場面転換。また、コンピューターで、画像と画像を切り替える手法。スライド、波紋、キューブ、ワイプなどさまざまな方法がある。
政権交代準備過程。行政側と行う事前協議
4 音楽で、一時的な転調。

時・場・人・物・事・情の変わり目 = トランジション

大所高所で、身辺近況で、攻守交代を、局面打開を・・・感じます。

当ブログにおける一日の更新記録に挑みました。
次に書くべき事柄が無い・・・ぐらいに身を尽くし*書き尽くしてみようと。


意先筆後
(いせんひつご) 
書を作るに当たっては、まずその作品についての意図・構想を明確にさせてから書くべきだ。技法より作者の主体的なモチーフ、意図を重視した言葉。(**)


*身を尽くし⇒澪標(みおつくし):河の要所に立てられた航路の目印となる杭(くい)。
(**新人の担当編集さんへ、新人のライターからのメッセージを兼ねています。)



 

あじさい・・・英語でハイドンジャ、ギリシャ語「水の器」が由来。

花言葉・・・以下の総体。
「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」

多彩な紫陽花があるからね・・・。
六月もそろそろお終い(御仕舞)です、「心変わり」していい季節です。

「ブログから生まれた参考書」を本気で考え始めています。

「花」と「食」は別もの、それ以外は文章で伝えたい、伝わるものと信じています。


DCIM0179

先日の「黄表紙解説に関して・・・

知人の専門家(学生時代以来の研究領域ですね)に訊(き)いてみたところ・・・、
丁重な返信をいただいたので、御本人の諒解を得て、そのまま以下に援用させていただきます。
有り難うございます、さらに宜しく御教示下さい。

【K女子大中高のKK先生のKi表紙概説】


ブログ拝読しました。黄表紙、洒落本については先生の記述の通りだと思います。少し補足をしますと、黄表紙は政治批判内容がまずかったのと同時に、作者に武家が多かったことが引っかかったのだと思います。処罰を受けそうになった喜三二も春町も武士ですから。今だと県庁エリートが政府批判・揶揄の本を出版したようなものです。京伝は町人ですが、代表作者としての見せしめでしょう。

黄表紙についてはどうぞお使いください。喜三二も春町も藩の中枢にいる人ですから、ここを押さえれば綱紀粛正になると踏んだのでしょうね。大田南畝が助かったのは幕臣だったからかもしれません。


後方に、相当量のWikiからの情報NP編集による人物紹介を付けます。

この辺りの扱いは、「文学」としても、所謂「文学史」としても、はたまた「日本史」としても、非常不当に薄いように思えてなりません。
KK先生、いかがなものでしょうか。

これらは・・・教え伝える側(いわゆる教員ですね)による、一種の「綱紀粛正」「風紀粛清」を兼ねているのかも知れません。

さすれば・・・言論統制・思想弾圧もまた、きわめて国家主義・事大主義・御都合主義の「粛清希求」「自粛ムード」を伴って(装って)忍び寄ってくるに違いありません。

まさに・・・権威権力とは・・・、
哀しいかな、自ら被支配を願い望んでしまうもの(フーコー)にならぬように・・・、
そう、歴史に学ばねばなりませんね。

危険・危機。

喜三二・・・朋誠堂 喜三二(ほうせいどう きさんじ)の筆名で知られる戯作者。本名は沢 常富(ひらさわ つねとみ)で、江戸中期の出羽国久保田藩の定府藩士江戸留守居。 松平定信の文武奨励策(寛政の改革:1787年~1793年)を風刺した黄表紙『文武二道万石通』を執筆し天明8年(1788年)に上梓したことから藩主・佐竹義和より叱りを受けたらしく、黄表紙からは手を引き、以降はもっぱら狂歌作りに没頭した。

春町・・・恋川春町(こいかわ はるまち)は、江戸時代中期の戯作者、浮世絵師である。本名は倉橋 格(くらはし いたる)で、駿河小島藩・滝脇松平家の年寄本役として藩中枢に関与していた。江戸藩邸のあった小石川春日町から恋川春町というペンネームを付けた。安永4年(1775年)『金々先生栄花夢』で当世風俗を描き、のちに黄表紙といわれるジャンルを開拓し、一躍売れっ子作家となる。1788年に執筆し黄表紙『鸚鵡返文武二道』が松平定信の文武奨励策を風刺した内容であることから、寛政元年(1789年)、定信に呼び出しを受ける。春町は病気として出頭せず隠居しまもなく死去したという。自殺と推測する著書もある。

京伝・・・ 
山東京伝(さんとう きょうでん)は、江戸時代後期の浮世絵師、戯作者。寛政の改革における出版統制により、1791年、洒落本3作が禁令を犯したという理由で筆禍を受け、手鎖50日の処分を受ける。自宅を洪水に見舞われた曲亭馬琴が逗留し執筆を助ける。筆禍後は思い屈したため、曲亭馬琴・感和亭鬼武らがしばしば代作を行なう。この年、黄表紙『人間一生胸算用(にんげんいっしょうむなさんよう)』・『箱入娘面屋人形(はこいりむすめめんやにんぎょう)』、洒落本『仕懸文庫(しかけぶんこ)』・『娼妓絹籭(しょうぎきぬぶるい)』・『錦の裏』刊行。

大田 南畝(おおた なんぽ)・・・天明期を代表する文人・狂歌師であり、御家人。勘定所勤務として支配勘定にまで上り詰めた幕府官僚であった一方で、文筆方面でも高い名声を持った。膨大な量の随筆を残す傍ら、狂歌、洒落本、漢詩文、狂詩などをよくした。特に狂歌で知られ、唐衣橘洲(からころもきっしゅう)・朱楽菅江(あけらかんこう)と共に狂歌三大家と言われる。南畝を中心にした狂歌師グループは、山手連(四方側)と称された。南畝は号で、別号は蜀山人など多数あり。狂名、四方赤良(よものあから)。また狂詩には寝惚(ねぼけ)先生と称した。

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