NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2015年05月

TBS系ドラマ「天皇の料理番」主人公の秋山篤三氏が、福井県の武生出身とのこと。
ドラマでは、主役の佐藤健(たける)さんと、その妻役の黒木華(はる)さんが、福井弁を披露しています。

何だか勿論、違うのですが、そう言っている自分も故郷をあとにして、早や数十年の歳月。
たまに帰省する程度では、生粋の福井弁は判然としなくなっています。

今回のドラマをきっかけに、同郷(共に武生高校卒)の同僚である数学科のY女史に、確認してみました。
久しぶりに福井弁で喋ることが出来て嬉しかったな。

はーい↑。


折しも双子の玉子に遭遇、料理番なら、どう調理するのでしょうか。
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我が家の料理番、出汁(だし)巻き玉子は控えめですが絶品です。
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立夏の振替休日。
GW明けが楽しみな今日。
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ビル間に新緑。 
生駒らしい白い叢雲(むらくも)*。 

今日は春夫忌、詩人で作家、佐藤春夫の忌日。
和歌山県新宮出身で慶応義塾大学中退、明治末期から大正・昭和戦前戦後にかけて息長い旺盛な作家活動。
『田園の憂鬱』(1919・大正8年小説)・『殉情詩集』(1921年・大正10年詩集)が代表作の耽美派作家。
1964・昭和39年に72歳で逝去、前年作詞の「オリンピック東京大賛歌」が東京五輪開会式で歌われた。

我が母校、福井県立武生高等学校・校歌の作詞者です。
(作曲は大中寅二で藤村の詩「椰子の実」作曲者。)

う~んんん、四番の歌詞の古文助動詞「まし」がとても素敵です。
「ためらいの意志」で、“~しようかなあ”ですね。


都に遠く 雲閉す

日野の盆地と云ふなかれ

山河穢れず 人さとく

若人の夢みな清し

武生の国府と うたはれし

代々の文化のあとを見よ

史上に残る 名に富むを

郷土のほまれ 誰か継ぐ

 
味真野の子や 丹生の子の

学びに集ふ 二千人

校舎あかるく 庭ひろく

朋友師弟 睦ましき

いかにか生くと人問はば

我は明朗自律の児

まことを求め 道に生き

世につくさんと 答へまし 



*雲と言えば・・・
雲繋がりで生駒(いこま)も武生(たけふ)も歌枕。
雲晴れてのブログ再開が楽しみです。

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