発行されたばかりの村上春樹さんの問答集(新潮社・特製栞しおり付き)ですが、
どのページを開けても愉快で興味深い質問と回答で埋まっていて、
これはちょっと目の毒、心の毒、気の毒?・・・ですね。
ある頁に、
シベリウス*の交響曲1番と5番を村上さんはよく聴くとのことが載っていますが、
それだけであれこれ調べたくなり、
村上さんの言う通りに、
コリン・デイヴィス指揮のボストン交響楽団の演奏で聴いてみたくなりました。
「節度があって、押し付けがましくなくて、好感が持てます」とのことを体感してみたい。
シベリウスって聴いていて「とくに何も考えなくていい」みたいなところがいいそうです。
あれ?
今朝の当ブログしめくくりは・・・、
「何も考えずに日々を過ごしていませんか」という問いかけだったのです。
この回答の潔さ・・・、
シベリウスに限ったことではないでしょうね。
「とくに何も考えなくていいところがいい」
逆もまた真なり。
やれやれ(村上春樹風)。
*ジャン・シベリウス(1865年~1957年)・・・
日本で言えば明治維新の頃に生まれて太平洋戦争後10年以上、
数え92歳まで長きを生きたフィンランドの作曲家。
NPG的には、大学卒業論文・大学院修士論文で扱った福永武彦の長編小説『死の島』、その欠かせないモティーフのひとつ「トゥオネラの白鳥」など4つの伝説曲 (レミンカイネン組曲:1896年)交響詩を何度も聴きました。
どのページを開けても愉快で興味深い質問と回答で埋まっていて、
これはちょっと目の毒、心の毒、気の毒?・・・ですね。
ある頁に、
シベリウス*の交響曲1番と5番を村上さんはよく聴くとのことが載っていますが、
それだけであれこれ調べたくなり、
村上さんの言う通りに、
コリン・デイヴィス指揮のボストン交響楽団の演奏で聴いてみたくなりました。
「節度があって、押し付けがましくなくて、好感が持てます」とのことを体感してみたい。
シベリウスって聴いていて「とくに何も考えなくていい」みたいなところがいいそうです。
あれ?
今朝の当ブログしめくくりは・・・、
「何も考えずに日々を過ごしていませんか」という問いかけだったのです。
この回答の潔さ・・・、
シベリウスに限ったことではないでしょうね。
「とくに何も考えなくていいところがいい」
逆もまた真なり。
どこからでも読めるこの本の魔力・・・、
参ったなあ、当分手放せないですね。
でも・・・「村上さんのところ」であれこれ考えてくれるので、
実は質問者は「とくに何も考えなくていい」という、
「おそろしい樞(からくり)」に、
なっていることに気付く読者でありたいと考えます。
あれあれ?
あれこれ考えてしまいました。
参ったなあ、当分手放せないですね。
でも・・・「村上さんのところ」であれこれ考えてくれるので、
実は質問者は「とくに何も考えなくていい」という、
「おそろしい樞(からくり)」に、
なっていることに気付く読者でありたいと考えます。
あれあれ?
あれこれ考えてしまいました。
やれやれ(村上春樹風)。
日本で言えば明治維新の頃に生まれて太平洋戦争後10年以上、
数え92歳まで長きを生きたフィンランドの作曲家。
NPG的には、大学卒業論文・大学院修士論文で扱った福永武彦の長編小説『死の島』、その欠かせないモティーフのひとつ「トゥオネラの白鳥」など4つの伝説曲 (レミンカイネン組曲:1896年)交響詩を何度も聴きました。