NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2015年09月

【序(序論)・・・素材提示】

『読む年表 日本の歴史』(WAC社:渡部昇一)と、
『日本史「常識」はウソだらけ』(祥伝社:加来耕三) とを、
併せて読んでいます。

とても面白いのですが、
う~ん・・・、
「解釈と思い込み」を正すのにも「解釈と思い込み」の「力」が要るという、
「歴史的力学」を感じてしまいます。

そういう意味でも、
「歴史」は怖ろしいですね、実に。 


【破(本論)・・・具体(例)と抽象化】

例えば・・・、

日本の行なった「蛮行」である「太平洋戦争」にしても、
渡部氏によると「然るべき国辱的な事由に抗する致し方なき因果律」(NP解釈)という、
否定できない「正当性」を持っているように見えます。

すでに明治時代には「日露戦争勝利による日本軍襲来」のデマがアメリカにはあった、
1924(大正13)年の「絶対的排日移民法」(連邦法)成立で対米感情は一変していったと。

これは当然ながら、
近未来に向けて「再来を危惧すべき論理摩(す)り替え」 にもなります。


また・・・、

以前から興味のあった松尾芭蕉「おくの細道」の「旅費工面」について、
加来氏による換算では「五か月の旅程」の三分の二を自弁で用意したとすれば、
現在の100万円強になるそうです。

どうやって補ったかと言うと予想通りで、
各地で設けられた歓迎句会・俳席(宿泊・酒肴しゅこう≒酒食・餞別付き)での謝礼なのです。
風流な「侘び・寂び*」吟行のはずが実施には「豪華オプショナルツアー」(NP解釈)という、
弟子の河合曾良(そら)を随行させての「東北漫遊記」(同上)こそ『奥の細道』だったということ。

これは苦笑ながら、
国語学習に際しての「純粋作品鑑賞への看過できない付加情報」にもなります。


【急(結論)・・・象徴(例)と主題化】

さてと・・・、

各々の考え・イメージを巡らせてみませんか?

この後をどう締めくくりましょうか。

・・・・・・・・・・・・

日曜朝恒例のNHK俳句(Eテレ)が始まりました。

今日は四週目なので「俳句さく咲く!」。
お笑い芸人 ノンスタイルのお二人も入って、
「俳句バトル」です。

とっても愉快で面白いです。

でも「日本史の解釈」にも似て、
NPは「通史・正史」を先ずはしっかりと学んでゆきたいと考えます。

その挙句**に、
「正史」が正しいとは限らないことをきちんと述べたいですね。
「正論」がそうであるのと同じように。
「正当句」「伝統句」の単なる類想に留まらないように。

俳句に倣(なら)う・・・、
そんな思いになっています。

《以上、NPの「急」は如何でしたか?》


では、「読む・倣う」を高めてゆける佳き一日でありますように。

考査直前の休日自主学習登校、自習監督に行ってきます。


*侘び・寂び(わび・さび)・・・
わび⇒[茶道・俳句が理想の境地として求める]質素で落ち着いた趣
さび⇒[芭蕉俳諧の根本精神とされる]古びたものに感じられる落ち着いた趣
(新明解国語辞典)

**挙句(あげく)・・・
[連歌・連句で第一句を「発句」(ほっく)と呼ぶのに対して最後の句の意]
いろいろな事をした最後に行き着いた[好ましくない]結果
「揚句」とも書く。
(同上)



玉子かけ&上乾ちりめんで、
いただきま~す。

「ぐでたま」じゃないです・・・。

福井から今日届いた新米、

最高ですね、はぐはぐ。


新米にふるさと未だ忘れ難し
(NP)
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【きのこクリーム・シチュー(きのこカレー・スペシャルから変更)】

エリンギ
ぶなしめじ
丹波しめじ
エノキダケ

じゃがいも
メークイン
さつまいも
にんじん

たまねぎ
いんげん(y.y.さん自家製)
おくら

鳥もも肉
牛乳

北海道シチュー(クリーム)・ルウ 

マルゲリータ・ピザとともに
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【満月チャーハン】

ピーマン(y.y.さん自家製、まさに「ピーマン切って中を明るくしてあげた(池田澄子)」)
サニーレタス
レタス
キャベツ

玉ねぎ
刻みネギ

ロースハム

玄米ごはん

玉子焼き(中は ふわとろ:弁当では折りたたんで半月に、シーフードサラダ添え)

肉団子とともに
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お土産物(いただきもの)です。
感謝を込めて、
まさにいただきます。
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関連して・・・、
NPの職場同僚で出身高校同窓のY女史先生から貸していただいた本「福井あるある」が右側です。
左側はネットで話題(らしい)の本「(全)都道府県こんな感じ」 です。
どちらも面白可笑しく、どこか偏っていながらズバリその通りでした。

また帰ろう。

ふるさと。

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和文忌(21日の当ブログ記事ご参照)は、
宮沢賢治の忌日でもあったことを、
今日の生徒(男子で宮沢賢治ファン)提出物で気付かされました。

昭和8(1933)年は、こんな年でした。
[ネット記事等による編集]

02/20:「蟹工船」などのプロレタリア小説家・小林多喜二が築地署で拷問の末虐殺される(31歳)。A
02/23:日本軍が中国の熱河省に侵攻する。
02/24:国際連盟が対日満州撤退勧告案を可決し松岡洋右日本代表は連盟への決別を述べ退場する。
03/03:三陸地震津波が起こる(マグニチュード8.1・死者3008人・行方不明者56人・家屋流失4034・倒壊1817)
03/04:アメリカでフランクリン・ルーズベルトが第32代大統領に選ばれニューディール政策が始まる。
03/24:ドイツで全権委任法案が可決されナチスの一党独裁が始まる。
03/27:日本が国際連盟を正式に脱退する。①
04/01:ドイツで、ナチスによるユダヤ人商店に対する不買運動が始まる。
04/22:文相が京都帝大の滝川幸辰教授に辞職を要求する(滝川事件)。
05/03:大阪で初の地下鉄が開通する。
05/07:日本軍が華北に侵入する。
05/10:ドイツで焚書の儀式が行われる。
05/10:ドイツ労働戦線が成立する。
05/31:国民政府と日本の間で塘沽(タンクー)停戦協定が結ばれる。②
06/07:英独仏伊の四国協定が調印される。
08/23:高村光太郎と長沼智恵子が正式に結婚する。
09/02:イタリア・ソ連の間に不可侵条約が調印される。
09/21:宮沢賢治が没する(37歳)。B
10/14:ドイツが国際連盟脱退を声明する。
11/12:ドイツで総選挙が行われ有権者の88%がナチス党を支持する。
11/17:アメリカがソ連を承認する。

今、別に『読む年表 日本の歴史』(WAC社:渡部昇一)を読んでいるのですが・・・、
その巻末独自作成年表では、昭和8年[政治・経済・社会]には上記①②だけが記載されています。
[文化・文芸]では「東京音頭」(西條八十やそ)作詞・中山晋平作曲、盆踊りの曲として全国的に爆発的大流行、とだけ記されています。
A・Bも大きな出来事だと思われます。
Aについてはすでに当ブログで詳細に触れたことがあります。
Bについては死因は急性肺炎とも肺結核とも言われていますが、
法華経を信じていた作家の覚悟の死との受け取り方が一般的のようです。
しかし・・・、
どちらも日本の現状を憂い近未来を案じての無念の死であったように思われてなりません。

そして・・・、
この年は約9か月間だけを辿っても凄まじい年であったことが分かります。


日本史も世界史も「勉強」としてではなく学び直さねばならないと、
意を新たに強くしています(「学習」の高みである「愕習」として)。

歴史は繰り返されるからです。

過ちの歴史は繰り返してはならないからです。

・・・・・・・・・・・・

さて話題は変わって(戻って)、
シルバーウィーク中の21日にはy.y.さんとワイワイ楽しんだ、という記事を載せました。
その場の「島唄ライブ琉球」(ライヴシーン)ひとコマと、
その時の「いただき野菜」(y.y.さん自家栽培)セットです。
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切り干し大根
ゴーヤー
ししとう
いんげん 
・・・自然の息吹を感じました。

また故人の中学時代の想い出話の数々を有り難うございました。
・・・青春の躍動を感じました。

それゆえにまた限りある命に無念をも憶(おぼ)えました。

かぎりとて
 別るる道の悲しきに
  いかまほしきは命なりけり

    (『源氏物語』桐壷)
・・・故人は生徒たちに、
「桐壷の更衣が唯一詠んだ歌だから覚えとけ~」と言っていたそうです(生徒代表弔辞から)。
 
この歌は俵万智さんによって、
次のような現代短歌に訳されています。
 (『愛する源氏物語』:文春文庫~第14回紫式部文学賞・受賞作~)

限りある
 命だけれどどうしても
  今は生きたいあなたのために


多喜二も賢治も、
和文さんも、
もっともっともっと生きたかっただろうにと・・・。 


生きている
 私(わたくし)たちは死ぬために
  生きているわけではありませんよ

    (NP)
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