NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2016年10月

さらにシンプル・トリプルです。
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秋刀魚
酢橘
大根おろし

細かく言えば・・・、

サンマとすだちは、
まさに今で「晩秋」の季語です。

大根は「三冬」(初冬・仲冬・晩冬)で冬全般の季語、
大根おろしもそうです。

「開き」ですが、よりシンプルに美味しい。

などと あれこれ考えず、
あっさりいただきました。

・・・・・・・・・・・・

秋の夜長はシンプルに読書です。

これもトリプルで三冊(評論・小説・詩集)併読しているのですが、
今夜はそのうちの一冊、
『村上春樹は、むずかしい』(加藤典洋 著:岩波新書2015.12刊行)を読みます。

第1長編『風の歌を聴け』から近作第13長編『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』までが、
網羅的に論じられています。
『海辺のカフカ』は『アフターダーク』とともに「父と子の基軸」という章に入っています。
帯のキャッチ・コピーには、
見よ! 本当の村上春樹がここにいる。」との大活字が躍っています。

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・・・というタイトルで、知人Hさん(自称レベル18.5)から添付送信あり。

10月31日(月)が全世界的にハロウィン*なのですが、
それを控えて26日(水)からポケモンGOはハロウィン仕様を展開していて、
ゴースト系(?)の出現率が上がっているとのこと。
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街全体にまでは及びませんが、
スーパーや百貨店の売り場を中心に、
ハロウィン商戦らしきフーズ・グッズが目に飛び込んできます。


あらためて下記の「ハロウィン」説明2つ他を読んでみても、
日本でこんなに賑やかに催される行事でも無いような気はします。

でもまあ余り堅いことを言わずポケモン同様に、
ある種の「異文化・異次元交流」と割り切って、
危害を与えない受けないように注意してEnjoy it (^^♪‼ ですね。


俳句歳時記には季語として載っていないが使ってよい・・・と、
物理学者・元東大総長で俳人の有馬朗人氏が、5年前のNHK俳句番組で選句していたそうです。
ネット記事で見つけました。
一席句です。

行儀よく並ぶ怪物ハロウィーン(福島県郡山市・佐々木憲子さん)

可愛いですね、
幼児か児童・生徒の仮装イベント集合風景でしょう。


ポケモンの整列編集画像も同じでした。


*ハロウィンHalloween・・・
アングロ・サクソン系民族の祭日。 10月31日すなわちキリスト教の万聖節の前日をいう。古くはケルト人の祝日で、ケルト暦の大みそかにあたり、この夜悪霊や魔術師たちが戸外を駆けめぐって次の年の予報を声高に叫び歩いたという。
[ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より] 

毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れて**お菓子をもらったりする風習などがある。
キリスト教の祭ではない。ハロウィンに対してはキリスト教からは容認から批判まで様々な見解がある。
[Wikipediaより] 

**トリック・オア・トリート・・・
英語圏では、子供たちが「Trick or Treat」 という言葉(直訳では「いたずらか、ごちそうか」で、聞いている側としては「ごちそうをくれないと、いたずらしちゃうぞ」というニュアンスに聞こえる言葉)を唱えながら家々を訪ね、菓子を集めて回る習慣があるが、これは古い英語で wassailing と呼ばれるクリスマスの時期の酒宴の習慣に似た、ソウリング(souling)と呼ばれるヨーロッパの習慣から発展したという。子供たちに訪問される側の大人たちは、子供たちのためにあらかじめお菓子を大量に用意して待つ。地域の大人たちと子供たちが交流できる機会になっている。
ティーンエイジャーになると、お菓子を集めるよりもむしろ庭木の枝にトイレットペーパーをかけたり家や車に鶏卵を投げつけるといったいたずらをすることがある。それを防止する方法もいろいろ考えられている。
[同上より] 

トリプル・シンプル。

食事への拘りをシンプルにすれば、
時間の有効活用が出来るように思えてきました。

作ることではなく食べることに関してのシンプルさです。

「しっかり作りさらっとあっさり食べる」がスマートですね、
「こってり作りじわじわがっつり食べる」は貪欲のようにも。

人生も同様な気がしますが、
だからこそ前者も後者も広く深く楽しめるのかも知れません。

「組み合わせ」も「作ることの妙味」の重要素です。

小説のキャラ設定に似ています。


うどん(関西風やわらか麺)&長芋短冊(有機醤油かけ)
南瓜(かぼちゃ)煮&鰤(ぶり)照り焼き(白葱焼き添え)
もやしキャベツ焼きそば&蒟蒻(こんにゃく)竹輪の煮物
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【当ブログ2015年11月23日「チェリノブイリの祈り~未来の物語~」コメント欄に昨日寄せられた全文。】

本日10月26日は原子力の日です。ちなみに東海村で日本初の原子力発電がおこなわれた日でもあります!福島・東海・敦賀は原子力の事故が発生した場所として有名ですが…原子力のない世界を望もうとしても、躊躇してしまう。日本ではドイツのように原子力を廃棄しようとしても、人口が多い分、ドイツ以上の電力が必要ですから、、
しかしながら…「チェルノブイリの祈り」は新潮文庫でないですし(新潮文庫の表紙ってなぜか興味を引き立てるんですよね…)…ノーベル文学賞も村上春樹氏がなかなか選ばれないですし…、Amazonは2000円以上なら送料無料になりますからフィリップ・K・ディックスの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」もおすすめですね♪
NP文庫の新刊入荷を楽しみにしています!!
《杉》くん   


☆彡☆彡☆彡☆彡


「杉」くん相変わらず洞察深いコメントを有り難うございます。
2015年ノーベル文学賞受賞者、
スベトラーナ・アレクシエービッチ女史の『チェリノブイリの祈り-未来の物語』(岩波現代文庫)は、
今年度中三生の10月課題図書ですが、
課題として以上に読んでくれたようで嬉しいです。

本を読むのが好きなキミは必ず「自由」の真意を掴むはずです。

・・・唐突ですが、
村上春樹『海辺のカフカ』における「場」の問題で、
「父の書斎」は、「権威・束縛・強制・閉塞」の象徴であり、
「四国の図書館」は、「自由・意思・希望・解放」の象徴であると思われます・・・。


この秋は上記「新刊入荷」(職員室のNP貸本棚)が滞っていましたが、
文化祭前後を契機に「総入替」予定です。
生徒諸君に自由に選本・作業を手伝ってほしいと考えています。


さて・・・そうでしたね、原子力の日。

次項目からは興味のあるかた、ご参考までにNP「額習」です。
額(枠・型)に切り取って考察し額に汗します。


☆彡☆彡☆彡☆彡


ドイツの実情は以下のようになっています。

「脱原子力資金調達審査のための委員会」(ドイツ社会の利害や考え方をおおよそ網羅していると言われるメンバーで代表3名その他16名で構成)が、2016年4月27日、全会一致で一つの資金調達方法を採択。その提案とは、ドイツ4大電力コンツェルンがこれまでに積み立ててきた172億ユーロプラスリスク上乗せ分61.4億ユーロ、合計233.4億ユーロを国の基金に振り込むというもので、それを超える核廃棄物の中間貯蔵及び最終処理場建設・稼働費用は全て納税者の負担となり、電気事業者は233億ユーロ以上のリスクは負わない・・・そのため、今回の結論は【電力会社の勝利】と見る向きも少なくない。
[「徒然なるままに~Mikako Husselのブログ」より編集]

納税者に負担する体力が無ければ脱原発も水の泡 (*_*;(*_*;(*_*;。

「推進の地獄」は免れたものの「撤退の地獄」は続いているのです。
まさに「コンコルドパラダイム」(当ブログ記事参照)です。
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日本も同様になる懸念が生じています。


まず、歴史を知っておきましょう・・・。

1955年12月19日に原子力基本法が成立する。(委員会メンバー湯川秀樹博士の懸念辞任あり。)
1956年6月に日本原子力研究所が茨城県東海村に設置される。
1957年11月1日に電気事業連合会加盟の9電力会社および電源開発の出資により日本原子力発電株式会社が設立される。
そして6年後・・・、
1963年10月26日に初の原子力発電が行われています。
[以上wikipedia参照でコンパクト化]

10月26日はその忌念日、失礼、記念日・・・いいえ祈念日ですね。


先日台湾が完全な脱原発・廃炉を決めたようですね、確か6基(2014年時稼働可能)を有していたはずです。

日本も先月9月21日、政府官邸で原子力関係閣僚会議を開き、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を含めた抜本的見直しを行う方針を確認しました。

ただこれらは「方針の決定」に過ぎないので、今後も注視が必須。

衆人環視です。

日本の最新原発データは以下の通りです。[「fukushima_nuclear_disaster_news」より]

<1965年以来建設され稼動した原子力発電所の数>
商業用原子力発電所 57基(国内に設置された稼動歴のある原発2016・10)
(内訳)
過酷事故廃炉決定     4基(東京電力福島第1原発)
廃炉決定運転中止     8基(東電/中電/関電/中国電/四国電/九電/日本原電)
廃炉作業準備中      1基(日本原電東海原発)
政府要請運転停止     2基(中部電力浜岡原発)
中越沖地震運転中止    3基(東京電力柏崎刈羽原発)
東日本大震災停止中    9基(東北電力東通・女川原発/東京電力福島第2原発)
定期点検審査停止中  25基
再稼動後緊急停止     1基(関西電力高浜原発4号機) 
運転差し止め命令停止 1基(関西電力高浜原発3号機 但し4号機を含む) 
稼働中       3基(九電川内原発1号機2号機・四国電伊方原発3号機)
 

「もんじゅ」を準(なぞら)えた「新陽」という高速増殖炉が登場する、
東野圭吾さんの『天空の蜂』単行本初版(講談社1995年11月15日刊行)です。
江口洋介×本木雅弘×堤幸彦監督で、
ちょうど昨年の今頃全国ロードショーを展開していました。
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原作エンディングに於ける、
「犯行者」である「天空の蜂」からの、
原発関係者への警告パソコン文書の一文です。

・・・繰り返す。沈黙する群衆に、原子炉のことを忘れさせてはならない。常に意識させ、そして自らの道を選択させるのだ。子供は刺されて初めて蜂の恐ろしさを知る。今度のことが教訓となることを祈る。・・・


20年以上前に書かれた作品だということに驚愕と嘆息です。
 

しろ菜と薄揚げの煮浸(にびた)し
鰈(かれい)の煮付け
紅茶
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例えば炊き立て新米白御飯を少な目に合わせていただきます。
食後にいつものオーガニック紅茶でゆったりします。

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「恢復期」(かいふくき)という言葉がありますが、
同名の小説(堀辰雄)を青空文庫で読んでみました。
[初出:「改造」1931(昭和6)年12月号]

なぜこのタイトルが付いているのか分からないような内容の短編です。
引用するに相応しい気の利いた表現が無いものかと何度か読み返しましたが、
なかなか見出せませんでした。

敢えて抜き出せば・・・(「噴煙」は療養中に見た浅間山、「第二部」末尾付近)。

    彼はその凄すさまじい噴煙を見上げながら、丁度今の自分と同じようにそれを見上げていた去年の夏のまだいかにも健康そうだった自分の姿をひょっくり思い浮べた。そうしてそれに比較すると、今の自分の方がかえって夢の中にでもいるような気がしてならなかった。……
 もうヴェランダはうすら寒かった。
 彼は客間にはいって行きながら、こんな朝はもう煖炉を使うのも悪くはないなと思った。・・・・・・


ただ主人公(彼=作家自身)の気持ちだけはよく分かる気がします。

学生時代に、
研究対象への義務感で堀辰雄を読んでいた頃は、
全く面白味を感じなかったのが不思議なくらいです。


自分は少しずつ回復すればいいと思っています。


シンプル食でシンプル回復です。



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