「動的平衡」とは、
新刊の裏表紙の帯キャッチ(「新書化に寄せて」より)にもあるように、
“生命が変わらないために変わり続けている”ことです。
この「逆説的」な表現内容こそが「昨日まで無かりし花」であり、
「咲ける見る時」の或る種の「感動」です。
感動は今や安っぽく堕しました。
巷には感動が溢れかえっています。
でも「本物の感動」は血と汗の滲(にじ)むような努力研鑽でしか得られないと考えます。
そこには自分にしか得られない「至福の時」も御褒美として待っているような気がします。
福岡伸一さんも、
山下智久さんもきっとそうなのだろうと感じながら、
今朝は早めに出て「紅ショウガたっぷりの牛丼」を味わってみたいと思います。
しっかりとした雨の朝です。
昨日まで無かりし花咲く、
よき一日でありますように。