NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2017年12月

元々、
二宮和也さんのタレント性にとても惹かれています。

『青の炎』の演技力・存在感、
『山田太郎ものがたり』のユニークさ・柔軟性、
『プラチナデータ』のクールさ・俊敏性、
『流星の絆』の凄味と『母と暮せば』の温かみユーモラス、
『坊っちゃん』の貫禄と『ラストレシピ』(まだ見てない)・・・、
小柄ながら嵐の中ではピカイチの個性溢れるキレ味。

紅白歌合戦の白組司会、
応援しています、
見事です。

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実家から持ち帰った越前の「永平寺そば」にも感服です。
大海老の天ぷらは神戸生協、
それに歯応え抜群の蒲鉾(どこのか知らない)・・・、
ハーモニーは年を越すのにぴったりです。


「違う」って「自由」ってことなんですね。
福山雅治さん「トモエ学園」、
素晴らしい圧倒的な歌唱力(どこで歌ってるの)・・・、
もう一つの「レコード大賞」差し上げたいです。


今夜の目標は他にいくつもあります。

ゆずの大トリ「栄光の架橋」全てを見逃さない聞き逃さないこと。
「ゆく年くる年」を挟んで、
さだまさしさんの「年の初めはさだまさし」を少しでも多く視聴すること。


エッシェンバッハの「第九」は終わってしまいましたが、
このあと時折、
裏NHK Eテレの「クラシック・ハイライト」に行きたい。
ピアノの辻井伸行さんとヴァイオリンの三浦文彰さんのコラボ・ライヴがあるはず。


・・・と打ち込んでからすでに一時間以上経ってしまいました。


辻井さんの「英雄ポロネーズ」、
スタジオ・ライヴを聴いています。

三浦さんが自然と抱きかかえるような感じで、
自席に戻ってきた辻井さんをフォローします。

・・・このクラシック音楽裏番組もまた、
2017回顧の特番となっているようです。


ゆず、
予想通り、
ギター2本だけで歌いますね、
そうでなくちゃね・・・二人の歩んできた道ですから。


白組優勝です。

2017年が終わろうとしています。




DSC_0192先日の水埜正彦さんのライヴでゲットしたサイン入りCDと、
買ったばかりの文庫本。

どちらがバックグラウンドなのかと言うと・・・、
BGMではなく、
BGB(バックグラウンドブック)のようにして、
読みながら聴いてみました。

イージーリスニングではなく、
「イージーリーディング」ね。


『短編学校』は集英社文庫から今年の6月末に刊行されたアンソロジーで、
この10人の顔ぶれだと、
NPは吉田修一さんと辻村深月さんに期待してしまいます。
(というより他作家は読んだことがない。)

新学期明けに、
「何か読み易くて いい小説」というリクエストに応えて、
生徒に勧める前に自分でも読み通しています。


これぐらい読む本の方がライトじゃないとね…、
音楽のよさがじゅうぶんに味わえませんからね。
(普通は逆ですね。)


それにしても、
フォークとジャズとブルースとボサノヴァと…、
色んな曲調を魅せてくれるシンガーです。

水埜さんが「ドナルド・ミズノ」と呼ばれ、
どの曲を歌っても怒鳴る(叫ぶ)ように聴こえてしまう・・・のと好対照ですね。
まあミズノさんは反戦反原発の旗手(?)だからね。


「それなりに幸せな人生だった」(秋本節 作詞作曲「…同名の曲…」)


・・・2017年も感謝のうちに、
それなりに幸せな人生が暮れてゆこうとしています。


「十二月三十一日、図書館は休館日だった。」(中村航「さよなら、ミネオ」)


切なくも、
これまでの人生をたくさん詰め込んだ曲たちと、
同じ様に、
これからの人生のたくさん詰まった短編小説と。

けっしてけっしてミスマッチでは無かったと、
二回り聴き終えて、
一通り読み終えて、
そう思う大晦日の午前中でした。


これも人生、
それも人生、
あれも人生、
どれが人生?





世界は広いので、
NPがすぐに思い浮かんだドイルとモーム以外にも沢山いるだろうと思っていましたが、
まさに意外にもなかなか見つかりません。

作家名を、
その代表一作などと共に、
刊行された順に挙げてみます。


コナン・ドイル(エディンバラ大学医学部:英国)
『シャーロック・ホームズの冒険』(最初のホームズ物 1892年)

アントン・チェーホフ(モスクワ大学医学部:ロシア)
『桜の園』(最後の戯曲 1903年)

サマセット・モーム(ロンドン聖トマス病院付属医学校:英国)
『人間の絆』(自伝的長編 1915年)

ミゲル・トルガ(コインブラ大学医学部:ポルトガル)
『方舟』(カトリック作品 1940年)

(ミゲル・トルガはNPまだ読んでおりません。)


えっ・・・、
今のところ、
こ これだけ。
そ そうです。


あっ・・・、
そうすけさんを思い出しました。


(同じく読んだことがないという直接的理由で前回の日本編10人から外れていたのが下記作家★です。)


日本の医者で作家のうち、
世界的に知られているのは(多分)、
森鷗外と安部公房の二人だと思われます。

ただし、
後者は東大医学部卒で実際には医者として仕事をしていないので、
ノーベル文学賞候補には上がったそうですが、
医者作家という認識はなされていないでしょうね。

・・・そう考えると、
森鷗外の余りにもマルチな業績は、
たとえ軍医としての軍人食判断に瑕瑾(かきん:キズ・欠点)があるとしても、
やはり偉大過ぎるように思われてなりません。


さて、
看護師を含む医療従事者で作家・・・、
それは果たして居るのでしょうか。

医師もそうですが、
それは現実的に有り得るのでしょうか。


医師・看護師等でありながら作家・・・、
そのこと自体が「超現実主義(シュールレアリスム)」のようにも思われてしまいます。


(・・・続きます。)


★夏川 草介(なつかわ そうすけ、1978年 - )・・・
日本の医師、小説家。大阪府出身。信州大学医学部卒。(地域医療)医師として勤務するかたわら、2009年に『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビューした。同作は第7回本屋大賞候補作にも選ばれている(最終的には2位)。「夏川草介」はペンネームである(夏目漱石・川端康成・草枕・芥川龍之介)。






ラグビー応援から帰宅後の午後三時半に歩き始めました。

冬空ながら、
まだまだ空青く雲白くといった、
年の瀬にしては穏やかな午後でした。
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JR神戸線沿いに歩いていると・・・DONQ本社発見。
ドンクは品質評判のパン屋さんです。

以下は、
住吉川のマイナスイオンせせらぎが醸し出されているような河岸遊歩道(ジョギング・ウォーキングコース)や周辺の画像です(「すじモダンえっちゃん」に立ち寄って帰宅したのは約二時間後)。

仕事納めの翌日からジョギングを毎日(日々潔斎)・・・と決意しましたが・・・、
実際にはまだまだ体のブラッシュアップが必要で・・・ウォーキングが精一杯です。

ウォーキングはジョギングと違って・・・いろんなものが目に入りやすく思えます。
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朝七時頃に、
阪神電車に乗るために南下して交差点を渡ったところで、
すじモダンの持ち帰り専門店「えっちゃん」の店主(おじいちゃん)と会いました。

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NP:おとうさん、人生訓の看板*戻ってきてるやん。

店主:いや、もうやらん、あれは違う。

NP:なんや楽しみにしてんのに。

店主:もう、ネタ切れやねん、ないねん。

NP:ははは、残念やなあ。

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そしてラグビー応援から戻って、
別記ウォーキングに出た帰り道で、
ちょうど夜五時からの開店後の時間帯に立ち寄ってみました。

最も定番の品、
「すじモダン700円」これにしました。

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NP:看板残念やわあ。

店主:もう350回やったんやで。

NP:ほんま、すごいやん。

店主:もうネタないねん。

NP:そうなん・・・明日から正月休みやね。

店主:今年も店をやってしもうた。

NP:はあ?

店主:もうやめたいのや、お金あるねん。

NP:はあ・・・まあ、それはよかったね。

店主:七十五やねん、もうええねん。

(横でおかあさん=おばあちゃん笑うてはるわ)

NP:ま、そう言わんと、やりなはれ。

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NP自慢じゃあないけど御年配(御高齢)のかたに人気あります。
いくらでも話してくれるんだよねえ。
こちらがリスペクトしてるのが向こうにも分かるのかなと思います。

アドラー心理学ですね。

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NP:すじモダン、鉄板の上で写真撮っていい?

店主:ええよ、おっちゃんも撮ってええよ。

NP:はあ、まあ顔は撮らへん、失礼やから。

店主:ええよ、マスクしてるし、おっちゃん有名やねん。

(なんや撮ってほしいんかいな。)
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NP:今日が今年最後やったんやね、明日っから休みや。

店主:そや、50年間やってんねん。

NP:えええっ? ほんまかいな?

(おばあちゃんが頷いてはる)

店主:そや、震災の時は家こわれたから仮設でやったんや。

NP:えっ、どこの仮設?

店主:ここや、コンテナ置いてやった。

NP:はああ、偉いなあ。

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そんなしょっちゅう買いに来るわけでも、
特に親しいわけでも無いのですが、
おじいちゃんは聞かれてもいないのに、
武勇伝みたいなことも話し始めました。

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(おじいちゃんは出来上がったすじモダンを手際よく容器に移し、おばあちゃんは丁寧に包んでくれました。)

NP:また来るね、よいお年を。

店主:おおきに。

(こっちこそおおきに、楽しかったな、出来上がるまでの待ち時間・・・。)

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帰宅する17時半過ぎには、
もうかなり暗くなっていました。


すじ通しモダンに生きる物語
(宏川)



*人生訓の看板・・・
当ブログにあります、「すじモダンえっちゃん」という標題の話です。

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