NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2017年12月

予想よりも少なかったですね・・・、
応援生徒の数。

高1一貫生の場合、
目標は全体の約10人に一人という控えめな三十名越えだったのですが、
27名と一割には及びませんでした。
女子生徒さんが多かったように思えます。
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東大阪市の近鉄花園ラグビー場(メインスタジアム改修中)、
会場前広場の名所ストーンサークル*からは少し離れた集合場所に、
九時過ぎの集合です。

陽射しがよく、
スタンド入場の十時頃には温み、
前半終了時には、
もうコートは不要なくらいにポカポカしていました。




57-14(トライ数9 - 2)で、
大阪代表(大阪第1)の本校は、
山梨県代表の日川高校に快勝しました。

第3グラウンドで行われ、
応援という点ではまとまったスタンド席数が確保できず、
ラグビー部員たちはグラウンドサイドにすわってしまうため、
教員もスタンド最上層から立ち見で盛り上がりに欠けました。
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でも、
出場しているのはⅢ類(スポーツコース)のラグビー部員なのですが、
本校には別にⅠ・Ⅱ類(進学コース)のラグビー部もあり、
その部員たちは熱心に食い入るように見ていました。

その何人かを中心にして、
次戦の相手を決める長崎南山と目黒学院(東京第1)の試合を見るために残った生徒はいました。

次の三回戦(本校はBシードで一回戦が無い)は対 目黒学院となり、
元日の13時20分からです。


その夜サッカー応援バスに乗って東京に向かうので、
やはりラグビーはパスしようかなと思い始めました。

でも今度は第1グラウンドだしなあ、
「年末年始NP予定」にも(   )付きで入っているし・・・。


ハレ**の全国大会ですからね・・・、
贅沢な悩みですよね。

出場校限定グッズを買えて、
入場券半券が手元に残るのも贅沢なことです。

・・・この「贅沢」ということに関して新春に考えを巡らせてみます。

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*ストーンサークル・・・ 
生駒山の山麓にあるこの球技場にほど近いところに「石切」という地名のエリアがあり、
そこには「石切り場」があります。
NP高一現代文ではセンター過去問を実践演習していますが、
日野啓三氏の「風を讃えよ」という超現実主義的な短篇小説の情景描写問題を解いています。
三学期に詳しい解説をするのですが、
その小説ではストーンサークル・石切り場というのは重要なモティーフになっています。
上掲写真のイメージはそれを髣髴とさせてくれます。

[以下はWikipedia参照]
**ハレ・・・
「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。 民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は 儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。 ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。



いずれも当ブログの「2017モティーフ」の一つひとつです。

それぞれ何回目なのかは分からなくなりました。

「なんてったってイドラー🎶🎶」です。

DSC_0148 (1)DSC_0151カルビーの迎春「鯛だし味 伊勢海老かっぱえびせん」

同じくカルビーの期間限定「のり塩バター味ポテリッチ」

・・・どちらも「過剰」な気がします。
ここまでにしなくてもシンプルで美味しいのにと感じます。

「八女茶」淹れ立て

歳末安堵




「レアリッチ食パン」

とろけるチーズ(クラフト)

ロースハム(トップバリュー)

トースト

有機オリジナルブレンドコーヒー(小川珈琲ドリップ粉)


・・・朝食の前後には、
「R-1ヨーグルト」ドリンク・ノーマルタイプ(明治)

「野菜一日これ一本」(カゴメ)

これも定番です。

・・・・・・・・・・・・

食で、
今最も気になっているのは、
「安定剤」というものの存在です。
安定剤は「添加物」に他なりません。
安定剤は「増粘剤」「結着剤」「ゲル化剤」に分けられるのですが、
いずれも粘性・接着性・ゼリー固化性という「結びつける」働き・効能を持ちます。


同様に、
人にも、
ごく普通の一般生活の中で、
「安定剤」というものが必須です。
精神安定剤というと「薬」のイメージが強いのですが、
もっとメタファ(隠喩)的に幅広く考えるべきです。
それを「癒し」「和み」「救い」、
あるいは「絆」と呼ぶ
としたら、
・・・ちょっと待って下さいね・・・。


「結びつける」という一点で、
「食」も「人」も、
「同じ時代の罪過のただなかに生き永らえている」
ように、
思えてならないのですが、
当ブログ読者諸氏は いかがお考えになりますか。

「人は一人では生きてゆけない」
(本当は一人でも生きてゆく力をつけるべき…)
だから
「絆(信仰)を大切にしましょうね」
(絆がないと生きていけませんよ…本当にそう)


「安定剤」・・・、
それを「金言」「信仰」として、
有り難がっている我々自身って、
本当に「安定」できるのでしょうか。


標題の各シリーズは、
元来は「対比」のモティーフとして、
あれこれ連載していたように記憶しています。








DSC_0149みんぱくの太田くんから貰った冊子、
「vesta~カフェという別世界」は食文化を楽しむ一冊で、
見開き一頁目で特集アドバイザーに太田くんがクローズアップされています。

一年前夏のバックナンバーですが、
過日研究室にて戴きました。



それと、
今日奇しくも、
ひつじ書房でゲットした、
『神戸市立博物館開館記念特別展~海のシルク・ロード~』を並べてみました。


博物館のよさは、
行ってみて、
どっぷりゆっくり過ごしてみることでしか分かりません。


そして、
いつでも行けると思っていると・・・、
それは違うのです。

常日頃から、
「いそぎ」(=準備)を欠かせることなく、
入口の扉がいつ閉まっても悔いのないように落ち着いていること。


あたかも「ひつじ書房の如し」なのです。


ひつじ書房で入手したこの一冊は、
みんぱくの太田くん宛に、
研究室へ直接送付しようと考えています。







郵便局など金融機関が29日(金)迄となっている年の瀬、
ちょっとした買い物に駅近へ出ると・・・、
先日お伝えしたばかりの児童書専門店「ひつじ書房」がまた開いていました。

・・・・・・・・・・・・
「平」はおばあちゃんの「平松さん」です。
(  )はNP意識
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平:入ってこんのよ~(本のことね)

NP:でも棚の中は増えたね~(小物ですよね)

平:入るまで賑やかにしとかな(悪くないですよ)

NP:続けるんでしょ(それが何より)

平:やるやる(そうこなくちゃね)







NP:この本下さい『海のシルクロード』(定価が入ってないよ)

平:値段がどこにもないな(限定頒布ですね)

NP:神戸博物館の記念冊子やね(「みんぱく」の太田くん待っててねー)

平:(ひとしきり考えて)う~ん1200円!(やったー珍しいからねーお金では買えないですよ)

NP:もっと高いと思いますよ(稀覯本*でしょこれって)

・・・・・・・・・・・・

他にも、
『なぜ国語を学ぶのか』(村上慎一:岩波ジュニア新書)
『イリアス(上・下)』(ホメロス:岩波文庫の赤)
を購入し、
おばあちゃんは丁寧に全部別々に包んでくれました。


・・・先日の『オデュセイア』もそうですが、
岩波の本多いんだよね、そう言えば・・・。

「(店主の平松さんは)地元で選書に定評」と新聞記事にはあったので、
三段論法で言えば、
「岩波⇒良書揃い」ということになるのかな・・・。
でも同時に岩波は書店買取なので返本が出来ないはずで、
「選書⇒経営圧迫」になるのかもね・・・。

・・・・・・・・・・・・
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NP:お店は続いているし続けたい…って記事をブログに載せたよ

平:ありがとう

NP:本入ってくるといいね

平:そうなんよ続けるよ

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そうこうしている間にも、
ベビーカーに小さなお子さんをのせた若いママさんがお二人、
「開いてるんですか?」
「閉店って聞いたんですけど」
・・・と店内に少しだけ入ってみえました。

でも店内の閑散とした様子から、
何ごとかを察したのか途惑っているので、
「お店は続けたいそうなんですけどね…」
「でも本が入ってこないらしいんですよ」
・・・と代わりに言って差し上げました。


「そうですか~」
「また来ます~」
・・・と笑顔で仰って、
ベビーカーを押してお二人は去ってゆきました。

・・・・・・・・・・・・

今日も快く写真撮影を許していただきました。

入口の本箱の上に活けてあったのは、
造花ではなく全て瑞々しい生花でした。

「造花は好きやない」
・・・そう仰って、
いつもと変わらぬおばあちゃんでした。

・・・・・・・・・・・・

また来るね~

ありがとう~

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*稀覯本(きこうぼん)・・・
めったにない珍しい貴重な本のこと






①②それぞれ入るに相応しい漢字一字は何でしょうか?

NP家のニュー新暦・旧暦併記カレンダー「和食の暦」です。
例年と同じ「歳時記」ものはホームルームクラス後方に掛けました。
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2018年の1・2・3月予定について。

「来年のことを言うと鬼が笑う」・・・ということわざの本意は、
まことに諸説紛々のようで、
恣意的に推理しても同じでしょうからNP説。

日本古来の「奥ゆかし」という概念ですね。

これは余り声高に我意を言うべきではなく、
言えば傲慢の懲らしめとして鬼が笑い来る、
まして来年のことは不確かなもので謙虚に。

・・・それでもいいのですが、
告知宣言することで遂行意欲が高まること、
これもまたも事実のようですから記します。

・・・・・・・・・・・・

1月は、
「スポーツ」(本校のラグビー・サッカー以外にも沢山)が落ち着いたら、
「音楽の月」です。
宝塚歌劇「ポーの一族」(希望生徒&教職員の芸術鑑賞会)を皮切りに、
ピアノソロ・コンサート3件。
{明日海りお・小山実稚恵・チョソンジン・清塚信也}さんの順です。


そして、
2月は「大会マラソン初め」で10㎞の部に一つエントリーしました。
長い大会名で「大阪京橋ライオンズクラブ結成20周年 チャリティマラソン」です。
来年は例えば「西宮甲子園ユニセフ」(2017最後となったハーフ)もそうでしたが、
チャリティ系にしようと思い立っています。
それから献血顕彰の御褒美をいただけるそうで、
「吉本新喜劇」の鑑賞も行きたいと考えています。


さらに、
3月4日(日)には本校29期一貫卒業生諸君の同窓会があります。
幹事の一人OSくんから大分前に電話があったきりですが確定したようで、
成人祝いを兼ねた一回目に行けなかったので余計に楽しみです。
それから心理学専攻だった大学時代の友人TKくんに会うことを兼ねて、
亀岡市で行われる「第6回ほづがわチャリティ・ファンラン」6㎞の部にエントリーしました。
・・・その三月中旬頃には、
もうすっかり春めいているでしょうか。
本校はすでに新学年(移行期間)スタートとなっているでしょう。

また別掲告知しますが、
3月21日(春分の日)はSK先生の月命日でもあり、
お世話になったことへの感謝を忘れず、
卒業生やゆかりの方がたと御一緒に大谷本廟にお参りすることを考えています。


「来年のことを言えば皆が集う」

これが標題の①②を埋めた新・ことわざです。









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