NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2018年12月

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標題句「京」は「みやこ」と読みます。
吟行後の喫茶店フランソワでの句会で、
同行SYさんが特選に取って下さった句。

NPが特選に選んだ一句は…
最高点(並選1点 特選2点で集計)
得票でもあるコーチKR氏の句で、
嵐山に「枯れる」という季語を
用いて鳥居を配したものですが、
著作権者を憚って割愛致します。

…それにしても文芸部長RSさんと
上記SYさんの技量は「後生可畏」。
(こうせいおそるべし:若くて将来有望)

歳末の京都は冬枯れ底冷えながらも、
観光客参拝客を含めて「熱気」盛ん。


北陸育ちで元来寒さには強いと思っているNP、
インスタ映えを狙うわけではないのですが…、
句作への作意インプットよりも画像意欲が上。
次回からはもっとよく「一物」(いちぶつ)を、
「みる」ことに心を傾けたいと考えています。


「甘春堂」さんでの和菓子作り体験から始まり、
「祇王寺」~「落柿舎」~「保津川展望」まで。

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大晦日イヴ(と言うそうです)は、
家事雑事など所謂「用事」に終始、
当ブログ記事を更新できなかった、
…のですが更新前にお詫びと訂正。

その記事はささやかながらも現在、
当ブログ人気記事ランキング1位、
これは余計に申し訳ないので遂行。


それは一週間前…12月24日の記事で、
「第二回入選句&応募句の鑑賞評価」
なのですが「入選」のCosmoSさん、
つまり作者御本人から入選句の作意、
それは鑑賞評価とは違っていますよ、
…と痛烈な鋭い御指摘を戴きました。


▲六甲の眠る山割く汽笛かな(入選:CosmoSさん)
[汽笛は蒸気機関車SLの哀愁と力強さとを感じさせて
見事だと鉄道好きには思えてくる…静と動の対比意図? ]

…とNP解釈がありますが、
異なっているそうで陳謝。

…そうです「六甲」の山は、
眼下に神戸の海が広がって、
この「汽笛」は船の汽笛🚢。

同じ対比でも「眠り」と
「目覚め」即ち「出港」
なんですね…なるほど。

NP「それは無理…」とも
思ったのですが反省して、
よくよく考えてみると…、
SLが六甲トンネルを走る
レトロの幻想幻影こそが、
「無理の正体」ですよね。


このところずっとコナン、
「真実はいつもひとつ!」
文字入り黒トートバッグ
を肩や腕に掛けています。

真実は「船の汽笛」です、
訂正とお詫びを申し上げ、
入選された御本人には…、
句の評価は変わらないと
あらためてお伝えします。
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DSC_5616年の暮れに
部員たちと
コーチKR氏
とで京都の
和菓子処や
錦市場更に
祇王寺等を
巡る吟行と
カフェ句会

浮世離れを
漸くの事で
出来る幸せ
ありがたさ


年の瀬の京短冊に鎮めむ
(NP宏)

2018年12月30日付けの
初版で出たばかりです。

さくらももこさんは
今年の8月15日逝去。


同じ集英社の文庫
川端文学館で入手
『伊豆の踊子』も
合わせて読みます。


今日、読んだコトバは、
明日のキミになる。

よまにゃ


栞にはそうあります。

たくさんの明日を
ありがとうございました、
さくらももこ先生。
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