NPブログ - Leitmotiv ~言葉・論理・主題連鎖への旅~

2019年04月

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島にゐる平成最後の自閉症
自虐的暴飲暴食平成末日
(宏)

【3日目小雨のち曇り】

四国新聞
第一面は
天皇今日退位と
さようなら平成

豊島美術館
菜の花畑
三島由紀夫『天人五衰』初版
(てしまのまど にて)
豊島横尾館

西側緑道公園
(岡山駅 にしがわりょくどう~)
三色菫(パンジー)
第16回キャンドルナイト

岡山地場入り握り
(駅ビル内の吾妻寿司)
トロと黄ニラ
山陽新聞号外

名物 餃子とトマトカレーラーメン
(神戸 ラーメンたろう)


一面の菜の花海に傾けり
三色の菫に足りず青と白
明日にはもっと優しく竹の秋
(宏)

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【1日目曇り】

神戸新聞
第一面は神戸空港・10連休

倉敷市阿智(あじ)神社の躑躅・藤
花水木のある大原美術館



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DSC_7737【2日目雨】

山陽新聞
第一面は天皇明日退位・働く女性5割超

香川県豊島(てしま)の宿にて薔薇の生け花
ハンドブックから豊島横尾館



《旅句(宏)》
降り惑ひ楽しからずや春の駅

暮れの春クールベ「秋の海」に呑まれ

臨海の人何処へか春の夜

「死の島」の横尾館にも島の春

仔猫にも懐かれ振られ港かな

再訪せし島のフレンチ穀雨の夜

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DSC_76724月26日神戸新聞の第一面見出し語。

JR福知山線列車事故から14年経ち
一般紙では取扱い小さくなりゆく中
慰霊式に臨んだTTくんは NPの大学
入学以来の学友親友です。

乗客106名と運転士1名が亡くなり
562名が負傷した大惨事に於いて
重傷を負った一人の「被害者」の
かたで毎年慰霊式に出席します。

例年この日付に拘り 授業でこの
事故のことやTTくんから聞いた
その後のエピソード等について
NPは生徒たちに語りかけます…。


今年は被害者有志のかたの手記(当ブログ既出)
『JR福知山線脱線事故: 2005年4月25日の記憶:
あの日を忘れない』(神戸新聞総合出版)から
TTくんの文章内容について「時場人物事情」の
順に事故そのものとTTくんの回復迄の「気持ち」
を淡々と伝えました…「情」の行き着くところ
として家族やお世話になった方がたや同僚知人
への彼の「感謝」を「主題」に据えました…。

かなり「国語教材」としての要素が色濃いもの。

自画自賛ではなくていろんな切り口での説明が
出来るようになっている自分への途惑いあり…。

それでも生徒たちは短時間に集中して聴いて
くれたように感じています…本当はTTくんの
手記全文を朗読したかったのですが…ついに
生徒たちが…事故の時に生まれていなかった
世代として入学している中一クラス3つで…
生々しい事故の悲惨を読み聞かせるには躊躇。


TTくんとの当日夜のメッセージやり取りです。


(NP)
今日は授業のあった4クラス共に2005年4月25日のTTくん
のお話をしました。平成最後の慰霊式はいかがでしたか?

(TTくん)
今年も妻と一緒に参列して自分の新しい一年を迎えました。
今回からJRが事故現場を整備した「祈りの杜」での慰霊式
になりました。
あまりにも事故現場が美化されてしまって事故の印象が薄れ
ていくような気がします。原爆ドームのような残し方もあっ
たのではないかなあと感じます。これは人それぞれ感じ方が
違い、遺族の方の気持ちを優先しないとならないと思います。
ただ、特設された慰霊式会場の正面が線路の方を向いている
ので、式中も電車が通り過ぎていく光景を目にすると心拍の
増加を感じてしまいました。
慰霊式を終えて尼崎駅に戻ると神戸新聞の記者からインタビ
ューされたので避けようと思ったのですが、やはり少しでも
事故を風化させたくないと思い匿名を条件に答えました。


(NP)
ありがとうございます。
許されるであろう範囲でブログに援用させていただきます。
不都合があれば削除します。
美しい文章です、全文は困りますか?

(TTくん)
・・・お任せします。



「少しでも事故を風化させたくない」

このTTくんの思いはきっと犠牲者達の
尊い命と引き換えに自分が生かされる
ことへの感謝の思いと使命感のような
強い感情だとNPには思えてなりません。


…とすればそれを毎年のように記している
NP自身の中にもきっと同様の感情があり
「少しでも彼の思いを風化させたくない」
…ということだろうと独り言ちています。

こうして考える時間を貰っていることで
TTくんにNPは心から感謝をしています。


風化させたくはない事故暮春かな
事故を語る曇天四月二十五日
(宏)











花水木とツツジは晩春の季語
葉桜は初夏の季語になります。

花を愛でる
葉を愛でる

どちらもできるのが
木を愛でることです。

木はきっと令和二年にも
花を咲かせるのでしょう。


花水木純白の子ら通り過ぎ
ふた色の躑躅職場と自宅顔
次の夢見つかりますように葉桜
(宏)
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芭蕉四十七歳時の名句

行く春を近江の人と惜しみける

を踏まえた標題句と言っては
おこがましいと承知の上です。

芭蕉の句(「猿簑」所収)は
なぜ春なのか(愛でる花?)
なぜ近江なのか(琵琶湖?)
なぜ惜しむのか(春終焉?)
なぜ連体形止めか(強調?)

突っ込みどころの多い句です。

向井去来は「去来抄」の中で
「(江左)尚白(大津の蕉門)
は批判しているが私は琵琶湖
朦朧とした春景が感動的だと
申し上げて先師から共に風雅
を語るべき人だと褒められた」
等と手前味噌を述べています。


それは兎も角
では神戸では
どうなるのか?

「海」の体言止めはどうでしょうか?

やはり芭蕉は凄い
「やばい」のです。







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