NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2020年04月

4月30日は永井荷風の忌日
1879年(明治12年)12月3日 生まれ
1959年(昭和34年)4月30日 79歳没

画像先にアップします。
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どう繋がると思われますか?


永井荷風著『濹東綺譚』作中の「反撃記事」に
・・・昭和4年の4月「文藝春秋 」という雑誌は、
「世に生存させて置いてはならない人間」として
わたくしを攻撃した。・・・とあったようです。

菊池寛からの個人的な批判と受け取ってのこと。


やれやれ。
(村上春樹風)

95年の時を越えて
今や文藝春秋社は
「週刊文春」と
「文藝春秋」と
『猫を棄てる』の
ような村上春樹の
本も出版する曰く
オピニオン・リーダーシップ
…になっています。


荷風忌にせめて一作をと思い
荷風(二)の中にある「踊子」
を読んでみました…ちょうど
春から始まる洒落た作品…の
ようにも思えましたがなんと
書かれたのは昭和19年正月!

戦時下で書く内容とは思えず
なんだか「時代の病」を感じ
たことでした…今も同じ?で
「コロナ戦争」・・・日本の
英知で疫病に打ち克つ特集…。


繋がりましたね・・・。


《驚いた👀後記》
『猫を棄てる』の中に
永井荷風の
『濹東綺譚』が出てきます!!!!!

春土用入りから立夏前日まで即ち

4月16日(木) 「康成忌」から
5月4日 (月/祝)「みどりの日」まで



〆切は5月4日

十九日間の「(春の)土用期間」
公募投句受付が続いています。



上記期限迄に当ブログコメント欄に
ご投稿(投句)下さい…投句数には
五句を目安に制限ありません。 (^^♪

「こんな時期」だからこそ
「文化文芸俳句の灯」をも
決して絶やしてはならない
…と強く思っているNPです。


【兼題の部】
牡丹・ぼうたん・白牡丹・緋牡丹・牡丹園《初夏》
(ぼたん・はくぼたん・ひぼたん・ぼたんえん)

さくらんぼ・桜の実・チェリー・桜桃 《仲夏》
(さくらのみ・あうたう)

登山・山登・登山宿・登山小屋・登山口《晩夏》
(とざん・やまのぼり・とざんやど・とざんごや・とざんぐち)


【自由題の部】
夏の句
自由律・無季含めて


ご自由に何句でも構いません。
ご精励の場にご活用ください。

俳号(ハンドルネーム)でご投稿ください。
投句を伴うコメント(ネットアドレス記載は任意)
については句のみ一旦非公開としてコメント部分は
特に御希望なければ公開します。

切後の5月5日・6日に
「公開互選句会」の記事を
当ブログにアップします。


各自
特選1句と並選4句(マナーは自分の句以外で)
を撰んで
ふたたびコメント欄に「投票」
後日「結果発表」&「表彰」という段取りです。


今回は新たな応募者に多数お越しいただき
たいへん楽しみになりました。 \(^o^)/

すでに投句済みのかたも追加句をご遠慮なく‼!

初心俳句集団「NP組」
入会希望者をひろ~く
あらためて公募します。
代表(主宰)はNP(宏)。

以下は第一回目公示2018年7月7日に当ブログ記載の要項を基に改訂後です。

①入会希望・参加投句資格は「当ブログ読者」であることが全て
②純然たる俳句初心者のかたも大歓迎で共に「作句」「選句」「句評」HAIKINGしましょう
③会員いまだ極少数です挙(こぞ)って「ネット句会」にご参加下さいませ…会費・投句共に無料
④四季に一度ずつ計四回 春の部・夏の部・秋の部・冬の部と「新年の部」計五回の「句会」
⑤【兼題の部】「兼題」を「春夏秋冬の各土用の日」と大雪の日に公示し即 公募期間(約18日)入り
⑥【自由題の部】は「春土用期間」は「夏への変わり目」という意味で「夏」でご自由に
⑦作者名(ハンドルネームや「俳号」「雅号」)は伏せて特別記事化し入選入賞で明らかに
⑧またウェブ上に公開されることは「俳句の公募コンクール出品」が出来なくなります
⑨句は各〆切後の一週後を目処に当ブログで「(春夏秋冬&新年の)NP組・句会」として特別記事化
⑩季語満載の「歳時記」「季寄せ」をお持ちください…他の句会や結社などとの掛け持ち歓迎です
⑪「お試し投句」や短期限定会員や長期幽霊会員や「退会」などはご自由…その旨一声を
⑫基本的には「仮面舞踏会」ですが…アドレス・住所などを主宰NPにお伝えください(表彰の為)

☆☆☆友人・知人のかたで興味のあるかた(バイアスのあるかたも)に当ブログ当会をご紹介いただければ幸いです…他ジャンルでご活躍のかたも御遠慮なく是非この機会にコラボ世界を楽しみましょう。

ご投稿・投句を鶴首して
お待ち申し上げます。
繰り返します
第七回「NP組」句会のネット投句
〆切は5月4日です。

2020.4.16& 4. 30  
NP組 主宰 
NP(宏)

立夏まであと五日間となりました。
土用すなわち季節
の変わり目お体に
充分ご留意下さい。
とりわけコロナの
収束が見えない今
ご細心ご最善をと
祈っております。(-_-)


【荷風忌や二を読む筑摩全集で】


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村上春樹さんの新刊エッセイ

4月25日初版第一刷で帯裏に
「村上文学のあるルーツ」
というキャッチがあります。

村上文学・・・

かすかに違和感があります。
なぜでしょうか?

最下方に【NP回答】
を載せておきます。


2019年6月号「文藝春秋」掲載時に
読みましたが…今回は春樹ファンの
かたに送付(置き配)していただいて
この日に読むと決めていた朝です。


NP父は昭和になって初年度に生まれ
ました… はい…昭和2年ですね…昭和
元年は(大正天皇崩御後の年末)一週
間だけでした…これは昭和64年が…
(昭和天皇崩御迄の年始)一週間だけ
だったことと同様の理由によります。

昭和2年は歴史に残るような猛暑に
なり…そうです…先日当ブログ記載
の芥川龍之介の自死の遠因ではと…
言われています…7月24日(河童忌)。

その昭和2年の9月25日に生誕して
…たぶん多かったのではないかな…
「昭」と命名されています…後に
「宏」父になります…感謝します。


『猫を棄てる』は…
父と僕(後の村上春樹さん)が
ある夏の午後 海岸に雌猫を
棄てにゆく話から始まります。

表紙から裏表紙もそうですが
随所の挿画が素晴らしいです
これは初出掲載誌ではとても
味わえなかった僥倖ぎょうこう…。

高妍(ガオ・イェン)さん24歳。

今…テレビでは「展覧会の絵」が
流れています…管楽器が相応しい。


NPもまた
亡き父を偲びながら読んでいます。
 

【昭和の日龍も在り村上文学】




光栄です。

先日の当ブログ
「在宅で鉄旅続く暮春かな」記事は
「ひょうご駅散歩」という神戸新聞
第三面の「切り抜き帳連載」企画に
ついてNPスクラップ頁UPでした。(^^♪

そのコメント欄にマニアック杉くん
が蘊蓄譚をお寄せくださったことは
想定内でした(有り難うございます)
・・・が
紀行作家の田中正恭氏…つまりは…
連載著者ご本人からコメントを戴き
とても嬉しく又恐縮至極のNPです。

こういう「学び遊び」って続けると
「御利益ごりやく」あるんですよね~。\(^o^)/

コメント欄には田中正恭氏ご自身の
ブログリンクありますから是非とも
鉄っちゃん・鉄男・鉄やん…さらに
鉄子・鉄嬢・鉄おばさんのみならず
旅は続くよ~皆さまも🚃ご乗車を。(^o^)丿


そしてNPブログ「ライトモティーフ」
実は当記事アップで「88」鉄寿を
回数重ねることになります…合わせ
てご愛顧のほど宜しくお願いします。


【レールのやうに人繋がりて牡丹華く】


明日29日(水)昭和の日から七十二候
「牡丹華」(ぼたんさく)…ボタンの
花が咲き始める頃に入ります。🌸←なんか違うけど花


【春深し負けない必ず咲くから】


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読書中…
売り切れの本屋さん多いようですね。

もともと
そんなに山積みされてはいないしね。

カミュは
いつ頃の作家かご存知でしょうか?



そうして
『ペスト』はいつ書かれたのかを…。

今はただ
ペストをコレラに…そしてコロナに。

悲しくも
換喩して読むしかない末の春ですね。

映画では
『コレラの時代の愛』再視聴したい。

こんなに
ただ虚しくも不条理の時が過ぎ去る。

漫然とは
過ごせない生きていたくはないと…。


【変身もペストも読んで春惜しむ】


《Wikipediaより》
『ペスト』(仏: La Peste)は、フランスの作家・アルベール・カミュが書いた小説。出版は1947年。1957年に40歳台前半でノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作の一つである。
フランツ・カフカの『変身』とともに代表的な不条理文学として知られる。カフカの『変身』は不条理が個人を襲ったことを描いたが、カミュの『ペスト』は不条理が集団を襲ったことを描いた。この『ペスト』で描かれる不条理は伝染病のペストである。カミュは、中世ヨーロッパで人口の3割以上が死亡したペストを、不条理が人間を襲う代表例と考え、自らが生まれ育った北アフリカのフランス領を舞台にしたこの小説を書いた







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