NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2021年11月

ショパコンの顔小さく添えて


『音楽の友12月号』は2022卓上カレンダー付
二年ぶりぐらいに購入したのはショパン国際
ピアノコンクール「青春の激闘22日間」ルポ
を読みたかったからです…でも表紙は指揮者
秋山和慶さんでした…付録コンサートガイド
も同じです…悪くないのですが反田ファンと
しては颯爽とした反田恭平さんがよかった…
出来れば小林愛実さんとのツーショット最高。


標題は上の句で俳句
(たんじつ は11*12月季語☀️)
下の句を添えて短歌
(添えられて画竜点睛です👀)


なんだか似ているような似ていないような。


【乗り越える闇の闘いとして第九】


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[追記]
折しも
この夜

「情熱大陸」で
反田恭平さんの
ショパコンへの
チャレンジルポ

むくみとの闘い
… それが印象的
でした見えない
見せない闘いに
挑んでの勝利に
こころから拍手。👏

休日出勤の昼食休憩の寛(くつろ)ぎ
新宿さぼてんの「エビかつサンド」
横山光輝「史記」で紐解く『史記』

珈琲は今 無印良品のダークドリップ

久しく味わっていなかったトリオと
いつものオーガニックは相性がよく
心地よすぎて… 本来の業務は何処へ

さて最後の期末考査作成に戻ります
あとは最後の学年末考査を残します
思えば遥か遠くまで来たものですね

素材は村上春樹・夏目漱石・小川洋子
それに漢文基礎と『史記』「馬鹿」等
好きな世界を滔々と語り続けています


【数え日はいつから?自問自答する】



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冬のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
もみの木かざって メリークリスマス
サンタのおじいさん 笑ってた

冬のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
寒い雪の日に あったかい部屋で
たのしいはなし ききました


「おもいでのアルバム」
増子とし作詞・本多鉄麿作曲

この曲には
春・夏・秋にはない
別詞での繰り返しが
冬だけあるという…
ただそれだけのこと
… それを知りました。


【冬重ね春遠からじオリックス】


来年は
必ず球場で応援したい します
きっと 同郷の吉田正尚選手は
今度こそ打ってくれると信じ…。


山本由伸投手が入魂の全力投球をして
勝ち投手になれなかった第一戦第六戦
京セラドーム大阪とほっともっと神戸
で懸命の応援を続けた息子夫婦の土産。


【寒サニモマケヌ勝てなかったけれど】
(賢治十連句:改作)


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ずっと携行してじわじわ楽しんでいる大事な
一冊に『きのう何食べた?』(モーニングKC)
があります… 最新刊第19巻で 原作は『大奥』
でも知られる よしながふみさん …ちょうど今
ロードショーも西島秀俊さん内野聖陽さんで
絶賛好評… NPもこの作品を「何食べ伝道師」
を自任するかたと愉しく鑑賞したことです。

映画も勿論すばらしく…解説などよりも体感
すれば伝わるこの原作漫画のよさは…まさに
何杯も「おかわり」の欲しくなる美味しさ…
季節や年齢を重ねて生きてゆく移ろいゆく…
人と人の優しさあたたかさが まるで 季語の
冬日のように こころにさしてくるのです。☀️


【何食べた?言ってみたくて息白し】


☀️標題句の「冬日」・・・
「ふゆひ」とも「ふゆび」とも読みます…
天気予報で耳にする「冬日」は1日の最低 
気温が0℃未満の日ですから、「冬の1日」
のことです。一方「天文」ジャンル 季語
としての「冬日」は、冬の太陽そのもの、
またはその日差しを指します(イントネー
ションも違います)。[style.nikkei.com]


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『音楽』

婦人雑誌に発表された物語で手記の形…
1965(S40)年2月に刊行され5年後の2月
に新潮文庫になりました(その1970年の
11月25日に作家は自衛隊に乱入割腹…
昭和はそのまま彼の年齢なので45歳没)。

三島由紀夫の没後50年の令和3年10月に
新潮文庫の新装版が出て村田沙耶香さん
(『コンビニ人間』で2016年芥川賞) の
新解説も付いています… 旧の澁澤龍彦は
フランス文学者で極めて精神分析的解説。


憂国忌には何か一作 世界のミシマを… と
決めているので2021年のこの日に初購入
し読み始めました… 古くて新しい作風で
… 温故知新とはまさにこのことなのかも。

併せて購入した『思考の整理学』は再読
英文学者の外山滋比古の大きな遺産名著
… 三島没の約20年後から三島の母校東大
や京大でもロング&ベストセラー継続中。


フロイト学説に長けているであろう三島
が精神科医を主人公に患者女性の冷感症
を素材として心理と性愛の深淵に迫る…
「音楽」の暗喩するものは衝撃的な内実。


グライダー型人間とエンジン搭載飛行機
型人間の比較で一世を風靡した感のある
外山氏の… まさに普遍的で時代を越えて
生き続ける思考方法の真骨頂は健在です。


前者はこっそり読みたくなる作品
(ミシマはそういうのが多過ぎて…)。
後者は教え子さんに薦めたい聖典
(なかなか読書時間の整理は困難?)。


標題句のようにミシマは
闘う時以外は優しい人…
だったような気がします
… 根拠よりも「まめ」さ。


一日遅れの予約発信
「優刻記」なのです。


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