NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2021年12月

クリスタル・テラスという名の大学食堂で
きつねそば200円をいただきながら… まだ
学生だった頃のベストセラーに思いを馳せ
下記の「もとクリ」「いまクリ」共に読ん
でみたくなりました… 田中康夫さんはもと
クリ一冊を読んだ遠い記憶がありますが…
阪神淡路大震災直後にバイクで神戸入りし
救護活動に一役買ったかたとして知られ…。


【震災の冬なんとなくクリスタル】🔮



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🦊 『なんとなく、クリスタル』・・・[wikipediaより]
田中康夫が1980年に発表した小説である。日本におけるポストモダン文学の嚆矢(こうし=先駆け)とされる。1980年の第17回文藝賞受賞作品で、1981年に第84回芥川賞の候補になった。略称は「なんクリ」。 2014年に続編の『33年後のなんとなく、クリスタル』が発表されて以降は、ロバート・キャンベルの命名により、それぞれを「もとクリ」「いまクリ」と呼び分けている。単行本は河出書房新社から1981年に刊行され、以後文庫本も含め複数回出版されている。


🔮クリスタル・・・
結晶・氷の結晶・水晶のこと。

毎冬恒例の有り難い賜り物の段ボール箱が
徳島県那賀郡木頭アイターンの妹一家から
届きました… 完全無農薬有機のスグレダマ
… いつも感謝して近しい人にもお裾分け…。


標題句には
ゆずの2000年5月発売の曲名が入っています…
初恋のあの人 で北川悠仁さんの歌詞は始まり…。


学食の蕎麦麺の一すじ一すじ同様に
ゴツゴツの無農薬柚子玉一つ一つに
嗚呼、青春の日々のような爽やかな
そして帰らぬ哀愁の切なくも芳しい
香りがいっぱい詰まっているのです。


《柚子の花君に目があり見開かれ》
(佐藤文香)


柚の花(ゆのはな)・柚子の花は初夏の
季語… だから上記曲は5月のリリース
だったのかも… 柚子は晩秋の季語…。

冬至風呂には柚子玉沢山浮かべます
冬に青春の夏の日々を想い出して…
木頭にはNP二年間だけ住みました。


【柚子里に根を張り生きる人のゆず】


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大学のクリスタル・テラスという
ガラス張りの明るく綺麗な食堂を
この冬はよく利用していますが…
食券は⚪️⚪️蕎麦に決めています。


下方の画像は
ちょっと贅沢
タイプ特集…


かきあげ
とりてん
カレー
びっくり


学食らしい価格になっていて
おおむね250円~350円ぐらい
メニューを決めておくと迷う
ことがなく… トッピングのみ
気分とお腹具合次第なのです。


もちろん かけ やきつねも定番
他には 梅わか なんてのもあり
春メニューなのか食券自販機
では冬籠り中のようで…いずれ
梅の咲く頃にと願っています。


学食の蕎麦には理屈抜きで…NP 
なぜか青春を感じてしまいます
… かけそば200円で 大盛(ふた玉)
特盛(三玉)と50円ずつアップし…
だからミックス相当の びっくり
そばには びっくりしました。👀


名店の高いお蕎麦も素晴らしい
けど新蕎麦の時季は精々晩秋迄
蕎麦は季語ならず通年あります
… つまり元来蕎麦は庶民のもの
だったような… まさに「味方」。

だから「傍(そば)」なのかもね
冬は人肌恋しいあたたかいそば
… とりわけ慌ただしい師走には。


【いつもそばながくそばにと師走蕎麦】



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寄らず帰りの蕎麦は立ち食い



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ははそば・ははそは

たらちね(垂乳根)と
同じように
母にかかる「枕詞」。


先日郷里の福井県越前市に帰省しましたが
母の入所先へのご挨拶と面会のみでトンボ
帰りしました… 北陸の冬らしい鉛色の空は
それでも泣き出さずに迎えてくれました。


越前蕎麦はおろし蕎麦(辛味大根)が有名で
標題からの一首の立ち食いは駅の今庄蕎麦。


天玉蕎麦430円ですが
かけ蕎麦330円なので
お得感はありますね…
でも
越前蕎麦を食べに帰り
古里の味を啜りたいな。


【そばにいる訳にもゆかず今庄そば】
(宏川)




《兼題の部》
[暮れ・新年 一切]
(いっさいとはすべての季語)

《自由律・川柳の部》
暮れ・新年のモティーフ



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【去年今年念仏のごと今年こそ】👍️


👍️去年今年(こぞことし)・・・
新年の季語で高浜虚子の
〈去年今年貫く棒の如きもの〉
が知られています。





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