NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2022年03月

宇治に鉄道&ひとり歩きの日帰り旅 

スマホはバッグに仕舞ったままで… 

画像は残りませんが心には残ります

こころの自由を感じて清々しかった  


源氏物語ミュージアムの図書室で…

瀬戸内寂聴さんが2017年に刊行した 

第一句集を見つけ耽読し標題の句を

どうしても御紹介したくなりました


梅開く時季はとっくに過ぎましたが

まだまだ梅は咲き残り目を射ました

当ブログ休載してはいられなくなり
 
なるべく使用を控えたいスマホから。



【戦争に反対 梅の花残る】









おめでとうございます。  
折りふさわしく「卒業」
モティーフの句が並び
揃いました…一期一会。


【卒業特別賞】

歌(おと)もなくただ流れゆく旅立ちの日
(AKI)

卒業す後輩達の想い出と
(健志) 

卒業式またなまたねと変わりなく
(市森)

卒業は目とづるときと見つけたり
(俳人28号)
 
卒業が解無き問いを生産す
(北斗七星)

花束に思い出込めた卒業式
(木乃香)

 
【春うらら特別賞】

春うらら負け続けてもはる裏ら
(芦獏)

思いの外小さきパフェと春うらら
(金木犀)


[NPショートコメント鑑賞]

歌もなく:うた・おとの音霊の重なりと   
     声なき別れの哀しみが伝わる

卒業す:後輩達との想い出はそのまま  
    自身の至らぬ傷みとも重なる

卒業式:イニシエーションへの照れと 
    素っ気無く次に向かう哀惜と  

卒業は:人は人生で幾たびか卒業あり  
    最後にも目を閉づる逝く旅か
 
卒業が:解無き問いを、の中七が秀逸 
    生産す、の下五に解無き課題  

花束に:いろんな花束があり思い出も
    また花束のように束ねられる


春うらら: 高知競馬ハルウララ号です!
    うららの極意を「裏」に見る
 
思いの外:安堵と肩透かしで目を合わせ  
     思わず「春なのに〜」口遊む



卒業をモティーフにした「春なのに」
作詞作曲は中島みゆきさん2022年2月
23日に70歳になりました…ファイト!
ちなみに「春よ、来い」の松任谷由実
さんは今年1月19日で68歳に…春よ〜♪


まだまだやるよ〜まだまだ歌うよ〜
(吉田拓郎風)

とどめはたくろうさん…今春4月5日に
76歳になり…ラストアルバムは何時♫


【あああれは春だったねを唄う春】


では
4月17日の日曜日(春土用入り、復活祭)
まで…卒業休暇&充電期間として暫しの
休載(第二句集を7月に刊行する為にも)
…又懲りずに当ブログにお越し下さい…
コメントは随時の開示と非開示で対応
させていただきます…「一切感謝」(^^)。


有り難う御座います


【なごり雪ちょこちょこ追記してイルカ】


最後の追記…「なごり雪」のイルカさん
12月3日で71歳になりました…高齢とは
思わず恒例トリビア・ライトモティーフ。 
 


福田章二(庄司薫)さんの初期小説題名です。

庄司薫さん(赤・黒・白・青 四部作などで 
ベストセラー作家後 中村紘子さんと結婚
… そして一切の作家活動から退きました)
のことを調べて…標題の思いに至りました。

思い出シリーズもそろそろ卒業したくなり
思い残すことはなく封印をして当ブログ…
3月3日「第16回NP句会結果発表」を以て
次の春土用入迄の期間…暫時休載致します
…その日には「第17回兼題発表」なのです。

ベストセラー新書『スマホ脳』ならびに
武田双雲氏の『丁寧道』を丁寧に読んで 
いたく自身の在り方を思い改めています。


【封印を解く若葉風また逢える】 

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