NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2022年08月

『夏の終りのハーモニー』
井上陽水さん作詞
玉置浩二さん作曲 
の名曲をBGMに♪


まず朝食はシネコンで
朝9時00分からの映画を三宮のミント神戸1で
『アキラとあきら』
(原作 池井戸潤  監督 三木孝浩)
アイスコーヒーとチョコワッフル
俳優 横浜流星に注目していて(『流浪の月』が
イヤな役だけどとても上手かったので) W主演
竹内涼真もみたかった…ふたりとも季語入りの
芸名(流星は初秋で涼は三夏)がいいリューセイ
リョーマ語呂もいい…よかったなあ130分釘付。


次に昼食はイタリアン
昼12時00分からのカウンター予約を前日から
改装オープン後も満席続きの徳島有機食材店
「クチーナ・ア・テンポ」
(アテンポは元の速度に戻す)
JR住吉駅近ランチコース前菜の豚ハムサラダ
さつまいもスープ後阿波牛ミートスパゲティ
鱸(スズキ)蓮根揚でデザート無花果(いちじく)
タルトに締めは阿波晩(!)茶これが絶妙の逸品。


更に午後は朝からの青春18切符続き
「3回目西は姫路まで下車4駅」
先の映画舞台のひとつ福山で海や船をみたく
なり目指したものの日帰りできなくなるので
姫路で途中下車して平日の繁華街みゆき通り
駅ホームに戻り早めの夕食は駅そば蛸焼入り。


現(うつつ)の宵はコンサート
「愛と人生を紡ぐ昭和の名曲を集めて」18時〜
快速停車駅JR西宮に戻り駅前のフレンテホール
オペラ歌手高曲伸和さんアンサンブルフロット
主催で大阪音大の声楽教授と先輩ソプラノ歌手
と共に相当のノスタルジー200席かなり埋まり
キャンディーズ「暑中お見舞申し上げます」等。


ごめんなさいm(_ _;)m流石に一日のゆめうつつ
バラード系にはうとうとしてしまって帰りJR
車中ではずっと持ち歩いて読んでいる山下清
文庫本『ヨーロッパぶらりぶらり』は読めず
あやうく乗り過ごしてしまうところでしたが
… 仕事が全くない日として夏休み仕舞いの日。



【フルコース卒(お)えて明日は秋の風】



もうその明日のブログアップ… 外は秋の雨。



DSC_0921
DSC_0922
DSC_0924
DSC_0925~2






山下清画伯の文体に惹かれ 、。「」なしで
なぜなら読まない 発音しないからなんだな


褄と書き端の方を指し 添え物のこと
具という字をあてることもあります

褄は着物の生地の端 はし の部分で
端の字自体を つま とも読むのです
ついでに妻も夫も つまと読み両端

また具は ともと読みますから擬音と
言いますが つまとともは似ています

飲食のお店によってほぼ定番があり
また並ぶ魚によっても取り合わせが
あります 季節や彩りなども加味され
刺身の捌 さばきと共に板さんの力量


【夏魚いいのが入りましたから】
(『蒼穹』夏の部)


画像はこの夏の想い出の刺身集
刺身は勿論すべて旨いのですが

栄螺  鮪  鰆  螺貝  鰹 読めますか

鰹は国字つまり日本製の漢字で
万葉集には堅魚かたを の表記が
ありますが松魚とも書きますね
夏の季語で画像は刺身とタタキ

解答は最下方で文章の  つま に

肝心のつまのなかでは 茗荷 が
いい薬味になってくれています
合わせて読んで味わってみては



【茗荷の子  キミありて刺身の一家】



DSC_0865
DSC_0901~3






















































さざえ 三春の季語
まぐろ 三冬の季語 
さわら 晩春の季語

しかしこれらは夏も旨いのです

つぶがい 海螺貝とも書き巻貝
つぶ螺はさざえにも共通します

かつお 漸く三夏の季語が登場

みょうが 茗荷の子は夏の季語
みょうがの花は秋の季語ですね

季語とは素敵な風物詩ですよね
でも区分が曖昧で不自由な時も


とうとう松山には行けませんでした
鉄道も宿泊も三日前にキャンセルし
市内の感染状況を憂慮してのことで

俳句甲子園は夏の甲子園とは異なり
無観客で終わりました英断に拍手を
前者はそれでも第25回で後者104回

ついでにオマケの つま  なのですが 
第18回NP組ネット句会は 処暑前日
締め切らせて戴きました 公開互選
会は無しで 結果発表をお楽しみに(^^)


【積年の想い道後に秋の雨】
(『蒼穹』秋の部)


【処暑の風ふきわたり慥(たし)かに畢(おわ)り】


大阪地下鉄の御堂筋線は梅田からそのまま
北大阪急行として北上し新大阪を経て更に
折り返しの千里中央までつながっています

千里中央駅の二つ手前に緑地公園駅があり 
少し歩きますが服部緑地公園が広がります
駅傍に緑地理数教室という塾がありました  


NPが主に二十歳代後半お世話になり高校
受験国語を中心に担当させて戴きましたが
理科特に地学プロフェッショナル先生主宰

懇意に与り三人のお嬢様全員国語の担当も
受け持ち現在オランダやニュージーランド
長野にお住まいでご自身は鉄道模型マニア


今でも賀状や鉄道模型イベント案内冊子を
頂戴しますが今夏は行けず仕舞いのままで
それでもこの懐かしい駅に用事で来ました

駅に降り立つこと自体が四半世紀ぶりです
跡かたもなくいろんな建物や駅前は変わり
いやそれほどには変わらない駅周りを散策



【地蔵盆あの日のように駅上がる】



DSC_0893
DSC_0897
DSC_0894
DSC_0898
DSC_0899


灼熱の魂 はincendies 炎 という原作の邦題  
カナダ映画で フランス語 アラビア語  英語
を交え内乱内戦や宗教対立の中の愛憎描写

元町 シネ リーブルの優待券を頂戴しての
あさイチ鑑賞約130分戦争の凄惨シーンは
あるも 2010年作のデジタルリマスター版

母の遺言を遂行するため父と兄を探す旅に
出る男女の双子という設定(脚色賞)切ない
銃弾爆撃殺戮や人権蹂躙場面も克明に製作


12時前にはお目当てのJR元町駅高架下の
丸玉食堂に久し振りに行ってみましたが
高架下改修工事で2か月前完全閉店の貼紙

思い立って姫路駅ホームまねきで駅そばを
食べたくなり遂行するために青春18切符で
急遽新快速に更に西へ網干そして東岡山迄

行きはずっと寝てしまい帰りに一冊だけの 
文庫本は山下清のヨーロッパぶらりぶらり
連日夢中ですが残念にも句読点「」補充版


【高架下食堂の消え 処暑近し】


【残暑の旅  ぶらり  、。「」付き】 


【思いきり乾杯したくなる餞暑(せんしょ)】



DSC_0866
DSC_0876
DSC_0877
DSC_0879

神戸ファッション美術館の山下清展
神戸新聞第一面正平調に載った当日
なので観覧客は少しだけ多めの中へ

お目当ては長岡の花火貼絵でしたが
絵付大皿には感銘でした隅田川花火
の方はペン画ですね他も沢山あって

久しぶりに絵葉書をあれもこれもと
買い求めました国内放浪の旅も渡欧
の付添付き旅行も少年時代も晩年も


手紙のような文章や自作解説文章も
文庫本になるほど遺しています凄い
点丸「」は読まないから使わないと

いわゆる発達障害と思われて周りに
いじめられながらも天才的な画力を
見出されて後に山下画伯と讃えられ

49歳で今年はどこの花火をみようか 
これが最期の言葉になったそうです
もういちど見にいきたいな山下清展


【ガラ空きのビジター外野で花火みる】


熱烈なオリックスファンの息子夫婦
人混みを避けてビジターの外野席で
ほっともっと球場名物五回裏の花火

一分間の動画花火が届きましたから
見ならって今夏最後の花火を球場で
長岡や両国の清さんを想い浮かべて


【注意報ニマケズ最後ノ花火ミル】


昨夜は大雨で7回裏攻撃中に中止に
0対4で花火以外はいいところなし 
今夜は神戸の公式最終戦も雷注意報


【雷の鬼神を避けて花火咲け】🎆🎆🎆



《追記》
はやめに入場して密を避けはやめに判断
どしゃ降り間近の開始50分前に撤収 (^^)
雨天中止のファンクラブメッセージ届く
頃にはまだ空いている地下鉄で三宮へと
もちろん花火は無かったので清展でまた



DSC_0854~2
DSC_0855~2






このページのトップヘ