NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2022年12月

間もなく2023年… 第20回NP組句会(新年の部)は
締切… 標題のように初めての同日の表彰発送に
させていただきます… あしからずご了承のほど。

1月6日刊行のリーフレット型撰句集『過客』を
参加賞として19&20回ご投句全員のかたに謹呈
いたします… 尚この撰句集は南天荘画廊で開催
「2023 白の会」(1月8日〜13日) のチャリティ。

第20回記念大会の入賞発表は1月7日(人日/七草)
陰暦で師走十六日(陽暦満月)です… お楽しみに
2022年ありがとうございました… よいお年を。


【紅白この一曲死ぬのがいいわ】


【賀状仕舞いするのなら死ぬのがいいわ】

まさにこの席亭での

『井戸の茶碗』  
 
神菊丸様降臨の珠玉


NPは教え子の神大生やすっきー君と共に

堪能しておりました…鳥肌立つ凄みでした。


覚えずの泣き笑いに師匠の天空海闊の芸を

高く広く深く感じて只事ならぬ思い懐きて

晴れてこのご受賞のお報せに得心至極です。  


BravoBravoBravo〜\(^o^)/



【研鑽の凡(すべ)て高座の菊の花】
(『蒼穹』秋の部)


【文化の日前夜サムライ噺きく
   まるで笑いの高潔のごと】

 

下記発信は
吉本興行&文化庁ホームページより

この度、2022年11月2日(水)に大阪・天満天神繫昌亭にて行われた『第八回 三代目林家菊丸独演会~今宵はサムライのおはなし~』が 「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞」大衆芸能部門 大賞を受賞しました。
吉本興業に所属する落語家の大賞受賞は、平成15年の桂三枝(現 桂文枝)、平成18年の林家染丸以来となります。

文化芸術祭賞とは

文化庁では、広く一般に優れた芸術作品を鑑賞する機会を提供するとともに、芸術の創造と発展を図り、我が国の文化の向上と振興に資するため、昭和21年から芸術祭を毎年実施しています。

参加公演・作品及び審査に関して
令和4年10月1日(土)から11月30日(水)の期間に、参加公演として関東・関西で行われた演劇43件、音楽45件、舞踊33件、大衆芸能69件の公演、また参加作品として放送されたテレビ・ドラマ14作品、テレビ・ドキュメンタリー43作品、ラジオ22作品ならびにレコード部門31作品に対し、高い独創性や企画性などを基準として部門ごとに審査を行いました。

受賞理由
『女性を描くことに定評のある林家菊丸が「癪の合薬」「二番煎じ」 「井戸の茶碗」という“侍の噺”三席で新境地を開拓。特に「井戸の 茶碗」では、清貧な暮らしぶりの浪人、若き武士、正直者の屑屋 を巧みに演じ分け、爽やかで温もりのある笑いを届けた。また、浪 人の娘の心情をさりげなく織り込むなど、現代感覚にマッチした演出も光る。』

※文化庁ホームページ資料より



新春!上方落語会



ネット句会NP組の撰句集として

『過客』

リーフレット20ページ等などを
出品します… 常連の作家さんは
それぞれの創作作品を展示即売

白の会は阪神淡路大震災の時季
恒例のチャリティとして新春を
飾る画廊のスターター企画展…

是非ともお越し戴きご高覧の程
お願い申しあげます…案内画の
迎春は画廊代表Ayaさん絵葉書


【南天の実る画廊でアールグレイ】
【山茶花や画廊主(オーナー)は元ジェンヌさん】
(『朱華』冬への扉 ) 

【乳白色阪神淡路大震災】
(同上)


南天荘画廊は阪神御影駅の北西で徒歩7分
国道2号線沿いの御影中町にあり阪急御影 
JR住吉から徒歩13〜15分阪神バス大手筋 

NPは全日の午後に在廊出来ます… ご連絡
戴ければ歓待申しあげます(コメント欄可)。


【あらたまの年また過客あらたなり】


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父の命日参りが叶いました
大谷祖廟の永代経法要の日

今年も帰省先の菩提寺には
雪とコロナの所為もあり…


人人人の京都駅からバスは長蛇の列
征きはタクシーにせざるを得ずして
還りは八坂前からバスでした超満員


「倶会一処」
ぐえいっしょ 
ともに同じところで教えに出会うこと


人の写り込みを切ろうとして花を切り
これもなにかの教えの暗示かなと思い
… 一事に気をとられ他事を忘れること


線香ロウソクと共にもとめたお供え花
黄菊には菊の丹精もした父を偲んで…
仕事の忙(せわ)しさに感(かま)けていて
孝行をしたい時にはもう逢えない虛空

… 終業式を控えた未明に二学期締めの
学級通信作成未完のまま副担任に託し
名神高速道路分岐で有り得ない間違い
をして越前市の実家に辿り着いた記憶


実家の仏壇の処に笑顔の遺影があり…
同じ黄色いオンシジウムが写り込んで
いるのを図らずも想い出したことです。


【想い出は黄色アフタークリスマス】


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先日のバースデイに頂戴した
2002年初刊の文庫本月報付き

二十年前私がまだNPではなく
予備校でヒロシンと呼ばれて
とてもあやしい国語を教えて
ウィスキーを呑まなかった頃


スコットランドのスコッチと
アイルランドのアイリッシュ
特にシングルモルトを呑んで
みたくなる洒脱な文章の一冊

春樹さん本人が撮った写真が
いくつも載っています味わい
深くてまるで20年ものの逸品
のようです… ことばが蕩ける

吉田拓郎さんが歌詞の一部に
差別語(事後そのようになって
しまった慣用語)を用いたため
鬼っ子(?)扱いになった名曲
「ペニーレインでバーボン」
(『今はまだ人生を語らず』
1974年) を聴いてバーボンに
憧れてメイカーズマークなど
かつて好んでいたのですが…
バースデイバーで戴いた一杯
でアイリッシュウィスキーの
ジェムソンの神戸ハイボール
… これがほんとうにNPには 
絶品(シチュエーション含め)
だったので頭のなかのことば
は今ガリバー旅行記を書いた
ジョナサン・スウィフト的に
なっています… アイルランド
出身作家は他にジョイス有名


さてさて実は呑まずに読んで
います… これもまた悪くない

「きっと、ウィスキーが飲みたくなる。
だれかと話したくなる。」帯キャッチ
コピーは実によくできていますねハイ


【ウィスキーのことばでメリー・クリスマス】


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