紫式部は23歳の時に 越前の国守を任ぜられた
父藤原為時に随伴して約一年 越前の国府滞在
… 日野山(標題の越前富士)の歌を残しました。
《 ここにかく日野の杉むら埋む雪
小塩(をしほ)の松に今日やまがへる 》
(この地でこのように日野山の杉木立を埋める雪を見て
都の小塩山の松にも今日帰る山に雪が降るようで…)
紫式部は越前下向以前からプレイオヤジの
藤原宣孝に言い寄られていて早く都に帰り
たいと思っていたらしく父に先立ち帰京…
そんなドラマも来年のNHK大河が楽しみで
そう言われればこの一首も日野山は脇役…
口語訳をしにくい下の句だと思いますねえ。
幼い時からこの日野山の麓に育ちました…
中学時代には日野山登山の学校行事があり
天候がよくないと怖ろしかった記憶もあり
亡き父が市内の住宅地に家を建てた際には
日野山を借景に造園の妙を凝らしたもの…。
残された母が庭の世話や雪除けに大変苦労
また兄弟妹も腐心はすれども遠隔地住まい
… 今回故あって揃いまた今後のことも話し
合い一旦離郷する者さらに居残る者と分担
… 子孫達の仲のよいのが母の自慢なのです。
《 ふるさとの山に向かひて言うことなし
ふるさとの山はありがたきかな 》
(石川啄木)
【ふるさとの冬を見送る如き山】
今日1月22日は旧暦で元日… 所謂新春ですが
大寒の候で全国的に極寒が続きます…冬土用
わずかずつでも春に近付いてゆきますように。

父藤原為時に随伴して約一年 越前の国府滞在
… 日野山(標題の越前富士)の歌を残しました。
《 ここにかく日野の杉むら埋む雪
小塩(をしほ)の松に今日やまがへる 》
(この地でこのように日野山の杉木立を埋める雪を見て
都の小塩山の松にも今日帰る山に雪が降るようで…)
紫式部は越前下向以前からプレイオヤジの
藤原宣孝に言い寄られていて早く都に帰り
たいと思っていたらしく父に先立ち帰京…
そんなドラマも来年のNHK大河が楽しみで
そう言われればこの一首も日野山は脇役…
口語訳をしにくい下の句だと思いますねえ。
幼い時からこの日野山の麓に育ちました…
中学時代には日野山登山の学校行事があり
天候がよくないと怖ろしかった記憶もあり
亡き父が市内の住宅地に家を建てた際には
日野山を借景に造園の妙を凝らしたもの…。
残された母が庭の世話や雪除けに大変苦労
また兄弟妹も腐心はすれども遠隔地住まい
… 今回故あって揃いまた今後のことも話し
合い一旦離郷する者さらに居残る者と分担
… 子孫達の仲のよいのが母の自慢なのです。
《 ふるさとの山に向かひて言うことなし
ふるさとの山はありがたきかな 》
(石川啄木)
【ふるさとの冬を見送る如き山】
今日1月22日は旧暦で元日… 所謂新春ですが
大寒の候で全国的に極寒が続きます…冬土用
わずかずつでも春に近付いてゆきますように。
