七月も残り少なくなってくると
この夏にも終わりはあるんだと
さびしくなり始めるそんな毎日。
わたくしは矢鱈と本をムダ買い
するように思われているのかも
知れませんが図書館も好きです。
夏は特にたとえば今なら三冊の
本を借りていて『NP』誌作成の
余韻でエッセイ評論やコラボ物。
神戸市立東灘図書館がすぐ近く
少し内省的になった日は終日を
過ごしても悔いがないぐらいで。
エッセイ本のコーナーがかなり
広くて女性作家のエッセイだけ
開架本棚立ち読み梯子しました。
エッセイも古い年代物では亡霊の
ように生き残っているものもあり
リアルな輝きを保っているものも。
新しいものは別の箇所に置かれて
いるようでほどよく読める十年物
ぐらいが熟成して美味で次の一冊。
『すばらしい日々』(よしもとばなな)は
元映像ディレクターでフォトグラファー
潮千穂さんの写真が随所に入り心地よい。
対比バランスで橋本治氏のやや評論系の
『負けない力』これは八年物で力強くて
教育や教養に関する提言苦言で耳が痛い。
しかし心地よいものだけがよいのでは無く
耳が痛いものこそ滋養強壮になる気もして
文章とりわけエッセイというのは不思議で。
万年筆を使いこなす奥深さを感じている折
『たましいのひとりごと』は表紙につられ
(作家川上未映子.歌人穂村弘)これも八年物。
三冊併行で読みますと言うより読み散らかします
画像は出口近くのベンチで館内冷房よりもマシで
上着を忘れた身には有り難くも長電話の声に辟易。
【あと十年生きるよと八年前に
父は言った最後の夏だった】
この夏にも終わりはあるんだと
さびしくなり始めるそんな毎日。
わたくしは矢鱈と本をムダ買い
するように思われているのかも
知れませんが図書館も好きです。
夏は特にたとえば今なら三冊の
本を借りていて『NP』誌作成の
余韻でエッセイ評論やコラボ物。
神戸市立東灘図書館がすぐ近く
少し内省的になった日は終日を
過ごしても悔いがないぐらいで。
エッセイ本のコーナーがかなり
広くて女性作家のエッセイだけ
開架本棚立ち読み梯子しました。
エッセイも古い年代物では亡霊の
ように生き残っているものもあり
リアルな輝きを保っているものも。
新しいものは別の箇所に置かれて
いるようでほどよく読める十年物
ぐらいが熟成して美味で次の一冊。
『すばらしい日々』(よしもとばなな)は
元映像ディレクターでフォトグラファー
潮千穂さんの写真が随所に入り心地よい。
対比バランスで橋本治氏のやや評論系の
『負けない力』これは八年物で力強くて
教育や教養に関する提言苦言で耳が痛い。
しかし心地よいものだけがよいのでは無く
耳が痛いものこそ滋養強壮になる気もして
文章とりわけエッセイというのは不思議で。
万年筆を使いこなす奥深さを感じている折
『たましいのひとりごと』は表紙につられ
(作家川上未映子.歌人穂村弘)これも八年物。
三冊併行で読みますと言うより読み散らかします
画像は出口近くのベンチで館内冷房よりもマシで
上着を忘れた身には有り難くも長電話の声に辟易。
【あと十年生きるよと八年前に
父は言った最後の夏だった】