NPブログ「Leitmotiv 」言葉・論理・主題連鎖への旅

2024年07月

朝のスイカでじゅうぶんに水分補給後

約70分間で河口の渚までゆっくり往復。


《Q》

1 
時節柄最も多かった二大ゴミは何と何か、その助数詞は?

2 
マスクと吸殻の数はサイコロの目の表裏で最近接、さて?

3 
この日見かけた鳥は四種、水辺の二種と人辺の二種とは?

4 
30L入りのゴミ袋に満杯、そのうち九割は何処にあった?


「川は生きている」「川が死ぬ」とは、どういうことか?


《A》

は、シンプルに来週の真夏編2にて。


【川が死ぬ前にわたしのできること
   夏だからこそ夏なのに今】



1000009325
1000009348
1000009346
1000009343


イギリスのことわざ


これを知る伸ちゃんから声がかかり

細長小玉すいかを振る舞って戴いて

半玉の四つ切をシャクシャク金の味。

旨い、甘い… 今夏は旬が早くあまり
 
味わう機会がないまま、スイカ前線 

北上中で、近場の魚崎自家菜園産の

戴き物らしく、こちらの方が値上げ

ブームにのった各種スイカより上で

色合いや皮の薄さも申し分ないのだ。


朝の話題は、阪神タイガース以外に
 
住吉川のことになり、別の記事にて。


ことわざをよく知るひとはそれだけ

で一角者(ひとかどのもの:人格者)

哲学者なので、有り難い朝だった。


スイカは野菜? 

野暮だねえ、スイカは…。


【哲学者語りき西瓜は水菓子】🍉


🍉水菓子(みずがし)
・・・果物・フルーツのこと。
氷菓子と違い、季語ではない。



1000009345

連日の小論文指導に8時半〜16時半迄
坂の上の高校校舎で缶詰になっている。


缶詰はいいもので旨いし中味が詰まっている。

指導者達だけではなく生徒達も缶詰状態凄い

… 合格答案になるまで何度も添削指導を仰ぐ。

受験対策なので集中力と持続力の二つが鍵だ。


つくり過ぎてはならぬ、

押し付け過ぎてはならぬ。



小論文は造り盛り合わせに似ている。

夏場はとりわけそのように思うのだ。

まだまだシンプルでよい、秋冬勝負。


序論(筆者の考えを踏まえる)

本論前半(具体的に例示する)

本論後半(抽象化・意味付け)

結論(あなたの考えを纏める)


本体の造りは蛸・烏賊・鯛・鮪の四種盛りで

添え物も山葵・酢橘・大葉・大根の剣の四種。

蛸が漁獲激減で入手困難、塩揉み必要か否か
烏賊は夏は白イカで、ヤリイカか剣先イカか
鯛は夏に味が落ちるが、黒鯛は初夏から旬か
鮪は見た目、トロでも赤身でもなく中トロか

こうした本体に纏わる付加情報は基本的に…

旨い(上手い)という実感評価とは別物。

小論文も事前説明が過ぎると画一的平板。

造り盛りの捌き方披講と押し付けは禁物。



連日の小論文指導に於いても…
鮨割烹「山岡」の粋に学びたい。


… 缶詰と言えば立呑屋「伸ちゃん」の缶詰には
缶詰独自のよさと思わぬ逸品サイドメニューの
サプライズ登場とがあるので、これも亦小論的。


【過ぎたるは及ばざる夏の小論文】


【夏魚いいのが入りましたから】
(『蒼穹』夏の部)



1000009313








はぎちゃりょう
 

高台寺は祇園八坂神社にほど近いお隣にあり
東大谷の大谷祖廟からも歩いてすぐなので、
永代経法要の時間待ちにはこのエリアが最適。

芭蕉堂へ八月の奥羽への旅を控え立ち寄り後、
案内道に小さな日本庭園を持つ波ぎ茶寮暖簾
をくぐり湯葉入り梅おろし蕎麦は単品1400円。

優しい接客をしてくださるし店内に落ち着き
があり、おことわりをした上で身なりを整え
参列御礼代わりの粗供養を風月堂の袋詰めに。

7月28日の日曜日の京都はまさに酷い暑さで、
夏帽子と日傘とで万全の一周忌お参りをして
あらたな気持ちで明日へ謂わば「祈念蕎麦」。

28日は親鸞聖人の月命日でもあり毎月法話会
も営まれているし、廟内はインバウンド含め
かなりの混雑ではとの夏休み予想外れ穏やか。


【貸着物店に涼風芭蕉堂】🍃


【ねねの道旱を人力車ゆうるり】☀


🍃芭蕉堂・・・
堂内には蕉門十哲の一人の森川許六が刻んだ芭蕉の像。
この堂は江戸時代中期、俳聖松尾芭蕉をしのぶために、
芭蕉にゆかりの深いこの地に、加賀の俳人・高桑闌更
(らんこう)が営んだことに始まる。(京都市公式hp)
今はレンタル着物店と同門の暖簾で同居している。
涼風(すずかぜ)は晩夏、涼しさは三夏の季語。

☀旱(ひでり : 日照り)は晩夏の季語。


1000009311
1000009312
1000009309


「ええ本じゃ!」常一神戸版


民俗学は、身近であってほしい。

柳田国男
折口信夫
南方熊楠

そして

宮本常一

学者、研究者である以前に
「津津浦浦を歩きに歩いた人」なのだと思う。


『神戸、書いてどうなるのか』
(安田謙一 2024.6.10ちくま文庫増補版)

民俗学の一本だ…丸玉食堂の下りだけで
胸が熱くなる…「喪失のしのぎ」が其処
にある…宮本常一の『忘れられた日本人』
(岩波文庫)をあらためて読んでから又
『『忘れられた日本人』の舞台を旅する』
(木村哲也2024.7.10河出文庫追補版)
に帰ってきて、併せ読みたいと考える。


忘却は完全な喪失。

忘れない限り、其れは此処に在るのだ。


パリ・オリンピックの、池江璃花子さんの
涙と、その言葉の重みに、不覚にも涙する
午前4時過ぎ… 七時間の時差があるらしい
から、現地前日午後九時過ぎだっただろう。


夜に読み始めて、もちろんすぐに寝てしまい💤
未明に見始めて、読んだり見たりしている。📖📺️


【パリ五輪、見てどうなるのか一周忌】


☀溽暑(じょくしょ)・・・
七十二候では大暑の次候「土潤溽暑(つちうるおうて
むしあつし)」の頃。蒸し暑さを表す晩夏の季語。



1000009287




このページのトップヘ