生徒たちは本ではなく別書デジタル版を持っていて
それでもわたしはこの国語便覧が大好きなのである
……一足も二足も早い営業抜きのサンタクロース来訪。

例えば当ブログ前々記事の平野啓一郎氏を作家紹介で
特別掲載している……一事が万事で多分情報バイアス　
や選択バイアスに縛られていない「魂の編集」一著。
　　

届けてくださったのはオリックス繋がりで鉄繋がり
営業を越えた付き合いの大修館書店の課長hiroさん
前日にエリアを越え挨拶に来てくれた……有り難う。


【冬が来る前に来たのは課長サンタ】

鉄道ファンと自由切り捨て


三日連続一人で使用型（10000円）
五日連続一人で使用型（12050円）

二種類になり自動改札を通れる。

まったくもって嬉しくない……
料金的には据え置きなのだが
それはもうどうでもよい気が
する……「青春の彷徨」では
無くて「短期の周遊」を迫ら
れる「割引の強制」になる。

期間中に任意の五日間を一人でも
何人でも一日乗り放題で五回使用
出来る（普通・快速・新快速迄で
特急は乗車券も別）……その自由
はもうなくなった……反対署名運動
が始まったらしいがデジタル署名
が果たして青春切符の名に合うか。


【青春では無くなる切符冬が来る
　　　いつまでも十八がよかった】


《追記;早速のレス・鉄マニアの杉くんから》

「何日分か余ったら金券ショップに売って、
金券ショップが色をつけて売る」ということ
がJRとしては気に入らなかったのでは？という
意見がSNSであがってて、なるほどなと思いました。


《NP》

なるほど、使用者側が青春じゃない
使いかたをしたわけだ……さもあらん。

前半を了（お）えロードショー観る


『本心』は2019年9月〜2020年7月
北海道・東京・中日・西日本新聞四紙に
連載され2021年5月単行本（文藝春秋）
2023年12月文庫本（文春文庫）そして
今初冬11月8日（金）石井裕也監督脚本
映画で全国公開されます。2040年入口の
VF（ヴァーチャルフィギュア）から展開。


平野啓一郎さんは1975年愛知県生まれで
北九州市出身。京大法学部在学中に投稿
1999年『日蝕』で芥川賞受賞の有名作家。

大学入試問題の評論や小説、今年は
ビッグイシューの巻頭企画でも感銘。

「分人主義」でも知られ
個人主義から分人主義へ
夏目漱石の次のステージ。


11月7日（木）が立冬で、翌日の映画封切り。

前半のキリのいいところで読みを中断し
映画を観て それからまた後半を読む……
そんな楽しみは『変な家』以来なのです。

栞は今回特別で神戸市の選挙投票済み証明
……投票所の出口にお持ち帰り型の積み上げ。


【投票を了え本心はうろこ雲】