昨年は『フィガロの結婚』を観たのですが、今年は『こうもり』です。ヨハン・シュトラウスⅡ世による喜歌劇で、ウインナ・オペレッタの最高峰だそうです。

「比喩表現の全貌」を、まとめたくてずっと先延ばしにしていましたが、2013センター試験の小説問題に、「地球儀」が出題されたことで、やはり今、なのだと考えています。

いつもアト・ド・フリースの「イメージシンボル事典」の説明を参考にもしますが、「暗喩象徴」というのは、「分かろうとする人にしか分からない」「それでも分からないかもしれない」蠱惑(こわく=あや・妖/怪・しさで人の心をまどわせ たぶらかす)的なものですね。だから曲解・牽強付会(けんきょうふかい=強引なこじつけ)が生じる危険性は常にあります。

「こうもり」のイメージは、そして暗喩は・・・例えば「からす」とどのように違うのでしょうか。いずれ別稿で。

昨日よりも寒い朝です、そう言えば・・・雪の予報が外れたことに対する怒れる話題もありました。
受験票に表記されている「~の遅刻は一切認めない」の、「イッサイ」が大学入試の国語漢字書き取り問題に出題されていたという「出題ミス」も話題になりました。
前者も後者も、「事故」という比喩表現で「一件落着」となるのでしょうか。