「ワルキューレの騎行」という曲です。早朝に勇ましい気持ちになります。

ブログタイトルの    “Leitmotiv” ライトモティーフ    は、ワーグナーの得意とした作曲手法からネーミングしました。
「小主題(の連鎖)」換言できます。・・・最も顕著(けんちょ)に表れたのは「ニュールンベルグのマイスタージンガー」という曲だそうですが、いつか大阪の福島にあるシンフォニーホールで、生で聴きたいものです。

小主題の連鎖・・・まさに、毎回そうした話題を物語ってゆきたいものです。それは、ひとつの「旅」でもあるのです。ぶらり「独り歩き」もあれば、車窓(しゃそう)の風景にじっくり目を留めながらの「各駅停車」の時もあれば、超特急列車・超高速ジェット・ロケットの時もあるのです。旅にライトモティーフを求め、文章においては「言葉・論理・主題」を探します。・・・ところで、最近は遂(つい)に光速を越える何ものかの現実的存在が明らかになったそうですから、「タイムパラドクス」(時間の逆説、因果律の矛盾)はどうなるの、旅をすると若返るの? と思ってしまいます。

閑話休題(かんわきゅうだい)。

井伏鱒二の『山椒魚』も、小主題の連鎖なんですね。・・・次回、「本論」へ行きます。この「序論」「本論」「結論」というのも、ひとつの典型的な「文章の旅」の形です。

♪♪♪ヘビーローテイション、何度も聴いてみました、ワーグナー閉じます。