真珠湾にアメリカ空母無し、奇襲攻撃機23機戻らず・・・
特攻隊4400人、半数近くが動員学徒・・・

映像・演技・音楽などのダイナミックさと共に、具体的な数字や状況の説明に引き込まれました。

国家主義、戦争賛美・・・そんな批判もありましたが・・・違うなあ。

昨夏見た「少年H」に続いて、鑑賞後にパンフレットを求めました。


・・・末期癌で余命3か月と言われていた老人(橋爪功)の元に、実祖父・宮部久蔵(戦時 岡田准一 26歳で特攻志願 散華:さんげ=花を散らすの意味から、特に若くして戦死すること)について取材に行った健太郎(三浦春馬)に、 こんな言葉が投げかけられます。

「なぜ5か月間生き延びているか、今わかりました、この話を語り伝えるためだったのです。」

生きて帰らなかった久蔵へ「あなたは約束を守ってくれた」と虚空(こくう)に語りかける妻・松乃(戦時 井上真央)。

映画完成を待たずに逝った夏八木勲さん(戦後 松乃の夫 役)、自死を悟ったような抑えた名演にも合掌です。


最後のエンドロールで流れるサザンの「蛍」いいですねえ。

~ 祈り ♪ ~


すべてが「物語」の中に息づいていました。

卒業式に引き続いて、泣いたなあ。


自分を大切にしてくれた人のためにも・・・

今の闘いに勝利しましょう。

たとえ、0からのスタートでも。

・・・いつの間にか、来たるべき、大学個別入試の話になりました・・・