DCIM0066激励に行きました、行きます。

JR阪和線・杉本町駅、東口すぐ が大阪市立大学です。

NP、ここの入試国語問題の解答解説・傾向対策を、赤本に書いていたことがあります。もう随分前になりますが、当時はとても癖のある「融合問題」もありました。現・古・漢の要素が入った、ひとつの問題なのです。

その頃は、市大以外にも、阪大・関学・青学の国語や、早慶の小論文なども執筆していました。

最も手強(てごわ)かったのは・・・慶応の小論ですね。ここは、文系に国語問題を課さない分、小論文が「本気」です。

「適当」な(失礼ですが実際にそう。)小論で「お茶を濁す」(それでも面白い味は出るもの。)大学は・・・
①「〇〇〇」という題で「自分の考え」を述べなさい。⇒【テーマ型】に収まります。

「標準的」大学は・・・
②以下の文章を読んで、筆者の考えを要約した上で、あなた自身の見解を述べなさい。⇒【要約&見解型】で文章は比較的短いもの、よくありますね。

③問題文が長大で難解、しかも設問の要求と解答作りの条件が微細で複雑・・・といったところが「本気」の大学です。

大阪市大の国語入試問題には、同様の「本気」、大学側のポリシーを感じました。
アドミッション・ポリシー(学生に求める大学の理念)という言葉が、まだ一般的ではなかった時代です。間もなくしてAO(アドミッション・オフィス)という自己推薦型入試が華やかになりました。
が、ここにはすでに・・・入試問題自体に、アドミッション・ポリシーが相当しっかり入っていたように思えます、今でも多分にそうですね。

受験生の過去問・添削指導に付き合って、ここ10年分ぐらいの大阪市立大学の国語を読み解きました。
持ち込んでくれた生徒さん、ありがとう。本番の出来はどうでしたか? あなたの答案なら、国語は大丈夫、むしろ深く書き過ぎないでねと 祈っていました。

さて、今日は、今からJR~京阪電車経由で、京都市左京区吉田本町にある京都大学に行きます。
二日目を実施するのは、東大・京大など一部の大学に限られます。
理系学部の二次試験に国語があるのも同様です。

京都大学のみ専願の人は、今日の午後、すべての闘いが終わりますね。(東大は後期試験あり。)

祈る 六根清浄(ろっこんしょうじょう) & ど根性(どこんじょう) !!