NPオリジナルで「春雷」(学生時代)と「春雷リメイク2OY」(中堅教員時代)という短編小説があります。
どちらも、400字詰め原稿用紙で60枚ぐらいのものです。
後者は「しゅんらい りめいく ツーオーワイ」と読みます(尾崎豊・岡田有希子を勝手に登場させる無謀)。

どちらも、エンディング近くで「春雷」が鳴る(主人公の意識変革の隠喩)・・・
時期的には四月半ばという作品設定でしたが、どうやら季語の使い方が少しズレていたようです。


本来の意味[新明解国語辞典]では・・・
春雷:(冬の終わりを告げる)春先のかみなり。寒冷前線により起こる。
・・・となっています。

まさに今・・・新暦3月末頃の風物詩。
明日3月31日(旧暦 3月1日)は、「七十二候」では「雷乃発声」の日にあたります。
「らい すなわち こえをはっす」と読んで、春の初雷が鳴り始める頃と言われています。

今朝、雨模様の中で雷鳴を聴きました。

こうした季節を表す言葉は、本当によく出来ているものだと実感します。


春雷に
  ときめき重ねる
    若き日々   (NP)


現実には、雨の中を車で、消費税増税前の買い出しに家人と駆け廻った、「あまり若くない」一日でした。

しかし、その「若い」という言葉ですが・・・
昨日、親しいKU先生・NI先生・TA先生と「自主研修会」を持ったところ・・・
その三人ともに、時折「若いねえ」と言い合っているのです。
「いまだに“熱い” “元気” “無謀”」ぐらいのニュアンスでしょうか。
とても愉快で面白い集いでした。


という昨日今日を経て・・・
遂に、我が家にTVが来ます。
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古文で言うところの「いまさらなり」です。
今となっては、今あらためて、今更言うまでも無く・・・の意味でマイナスイメージ的に用いられます。

今日のNPは、プラスに こう訳したいですね。

若いねえ。