二泊三日、岐阜県・郡上(ぐじょう)高原での夏期研修旅行に行ってきました。
初日、ひるがの高原・牧歌の里です。
少年たちの行方遥(ゆくえはる)か、白山連峰が見えます。
足もとには、初夏の花がポツポツと咲いています。

全国的に梅雨入りしましたが、高原では雨に逢わずに過ごしました。
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これは、世界遺産・飛騨高山の合掌造り見学の散策。

高原ホテル施設での手打ちうどん・藍染体験、
夜には郷土史講義や和太鼓実演、
ロックフィル式の御母衣(みぼろ)ダムの堰堤(えんてい)や、
お隣の福井県に回って同式の九頭竜(くずりゅう)ダムの見学、
締めは恐竜博物館などなど盛り沢山でした。


NG(NPと併用開始、「Nじい」に通じる。)の故郷・武生近くも通りました。
「故郷(ふるさと)」を、帰りのバスの中で歌いました。

折しも(恐竜博物館への道すがら、道の駅で休憩中に)、
お母さんを病気で亡くしたばかりの男子卒業生(一年前で29期卒)から、
電話があったのです。
「わかっていたことだけど、悲しくてどうしようもないんです・・・」と。

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「いつでも母校に帰っておいで。話をしよう、キミのふるさとなんだから」 。


「風に立つライオン」と「主人公」 、
さだまさしさんの歌のあと、生徒と一緒に歌いながら、自分が随分涙脆くなったことをあらためて感じました。
ついでに、さださんは、古い大阪フェスティバルホールでのコンサートに於いて「故郷」を歌い、
CD(「さだまさし白書」)にも収録しています。


兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)づる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

[高野辰之作詞・岡野貞一?作曲、1914年=大正3年発表]

第一次世界大戦勃発の年なんですね、漱石『こころ』連載の年・・・。
それから・・・そう101年目ですね、今年は。


彼ら彼女たちの道は、まだまだ続いています。
どうか、志高き、心清らかな地平へと繋がってゆきますように。


決意:公式ブログ「LETMOTIV ライトモティーフ」復活!!

決意即実践。
これは、常々生徒たちに言っていることです。