DCIM0537善戦、でいいよね。

はい。

帰り路で、Aチーム紅一点の I さんの返事は清々しかったです。

大阪桐蔭高校Aチーム
0-3 対 洛南B 
0-3 対 洛南A
0-3 対 吹田東B

街衒う 帰る家には あゝ若葉
(大阪桐蔭H2くん)

この句で負けたら仕方ない・・・と内心思っていました。
「衒(てら)う」は「華やかに装う、飾り付ける」ぐらいのニュアンスです。


大阪桐蔭高校Bチーム
1-2 対 吹田東A
1-2 対 灘

我十五若葉の頃に生まれ出で
(大阪桐蔭:Sさん)

明るくて力強い句・・・予想通り褒めていただきました。

大阪府青少年参画センター(ドーンセンター)第二会場、灘がまずブロック全2勝で全国大会出場を決めました。
二戦目三本目、最後の対決で、その灘を、あと一歩まで追い詰めましたが・・・、
大将句で惜敗しました。
なんとビル対決でした。

赤:ビルとビル ビルと若葉と ビルとビル (灘)

白:陽を求め 摩天楼にて 若葉かな (大阪桐蔭:Sくん)

旗判定:勝者 赤:4-1
Sくん、Sさん、Aくん、T1くん、T2くん、ほんとうによく頑張ったね・・・。

補欠応援のTYくん(感謝(^_^)/)含めて、
メンバーの大半は試合後に期末考査勉強の為、午後になってすぐに帰宅しましたが・・・、
第二会場分の閉会式で、試合中にディベート対戦では発言出来なかったT1くんの

朧月 水面に映る 逆世界
(母の日に音も聞こえぬ家の中 の方かも知れません。) 

・・・という句を、特別に褒めていただきました。
DCIM0538


さらに昼食後も第一会場はまだまだ続き、
最終戦の最終対決で、
洛南A 3-2 洛南B という結果、
洛南Aがブロック全3勝で全国大会への出場を決めました。






午後4時半を過ぎた第一会場分の閉会式で、H1くんのディベートを褒めていただきました。
H1くん、Iさん、Yくん、Nくん、H2くん、1本でも取りたい気持ち、伝わってきたよ、相手が強かった・・・かな。
DCIM0539

部長格で敢えて補欠に回り、何かと気を配ってくれたYくん、
朝一番から応援に来てくれたKさん、Tさん、最後まで残っての声援、ほんとうに有り難う。

兼題(お題となる季語)三つの、
「朧」(おぼろ:春)
「母の日」(初夏)
「若葉」(初夏)
に挑み続けた日々が終わりました。


全員一年生ですからね、始めてまだ三か月ですからね・・・。

う~ん、でも、悔しい~。

彼ら彼女たちは、もっともっと悔しいだろうなあ。


さてさて、敗戦チームA・B(どちらも文芸部)は、
敗者復活的な「投句審査の部」に回って、
元々、当初から「投句」登録で挑んでいる大阪桐蔭Cチーム(こちらはPWプロジェクトワーク=総合学習の「俳句甲子園」履修の生徒たち)とともに、
23日(火)正午の、全国大会出場全32チームの、ウェブ発表を待ちますが・・・A・B両チーム全敗の中、A・B・Cチームともに、もう来年を期すという意気込みに転じています。


・・・今日、当ブログ近々の復活と、そこでの報告(つまり当記事)とを、
Iさん、Kさんに約束しました。