活動休止中の「レミオロメン」・・・、
「3月9日」(2004年3月9日発売)の作詞作曲者・藤巻亮太さんが、
昨日のTV音楽番組で、某高校の卒業式にサプライズ登場し、
生ギター&歌をプレゼントしたシーンが流れていました。 
瞬間視聴率でも番組最高値の場面だったようです。

その音楽新番組MC男性の出身母校だったというご縁のようですが、
さすがに卒業式で「3月9日」を藤巻亮太さんの生歌で聞けると、
感動極まりないでしょうね。
NPもたまたま視聴していて目頭が熱くなりました、ほんといいね。


3月9日 詞曲:藤巻亮太

流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます

せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く

3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へとつづきます

溢れだす光の粒が
少しずつ朝を暖めます
大きなあくびをした後
少し照れてるあなたの横で

新たな世界の入口に立ち
気づいたことは一人じゃないってことに

瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい

砂ぼこり運ぶつむじ風
洗濯物に絡まりますが
昼前の空の白い月は
なんだかきれいで見とれました

上手くはいかぬこともあるけれど
天を仰げばそれさえ小さくて

青い空は凛と澄んで
羊雲は静かに揺れる
花咲くを待つ喜びを
分かち合えるのであればそれは幸せ

この先も隣でそっと微笑んで


歌詞解説はやめますね。
なぜ卒業式の歌になったのかも、くどくどとは・・・、
説明するよりも、歌詞もメロも、そのまま素直に味わった方がいいですね。


いろいろたくさんネットに上がっている「3月9日」演奏曲の中でも、
合唱曲は思ったよりも 「作られ過ぎている」印象があり、
むしろピアノ・ソロやギター・ソロの方が、
それも必ずしもプロのハイレベルな弾き方では無い方が、
「本物」を感じさせてくれたのはなぜでしょうか?


楽曲や演奏における「プロ≠本物」 を考えさせられてしまいました。
(関ジャニも頑張っていますが・・・。)

プロが本物であるとすれば、
「3月9日」においては藤巻亮太さん唯一人ということになります。
(それがレミオロメン活動休止・最大の理由なのかも知れません。)


「歌詞」 を残すとすれば・・・、
 
瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい

・・・の四行ですね。
このフレーズは、
あらゆる「時場人物事情」を包括し、
超越して見事かなと思えてきます。

だから・・・、
「卒業式」であってもよかったのでしょうね。