たまにNP授業で漠然と、
「それがマーフィーの法則*だよ」と言ったりするのですが、
生徒諸君も、
おそらくはNP自身も、
明確には理解していないように思われます。

そこで、
『愛蔵版・必ず役立つ!「〇〇の法則」』(烏賀陽うがや正弘著:PHP研究所刊行)というテキストから、
第3章「成功と失敗の法則」での第1~6法則を列挙してみます。

マーフィーの
第1法則:間違いは必ず起こる
同2  :人は誰でも失敗を犯す 
同3  :失敗には原因がある
同4  :白象(無用の長物)になってはいけない
同5  :最悪の時ほど次なる不幸が追い討ちをかける
同6  :解決したらまた次の難問が起こる

なるほど!!

では対抗して・・・、
エヌーピーの
第1法則:間違いを起こした時がチャンス
同2  :失敗を嘆いていることが失敗
同3  :因果に気付くことで変われる
同4  :無用の用を大切にするのが必用
同5  :最悪の時こそ最善を尽くせる
同6  :難問にならない問題を見直す


もちろん自分自身に最も強く自戒を促しています。
(これらは編集中の「NP明言集」にも収録されます、御入用の節はご遠慮なく。そして気長にお待ち下さい。)


・・・この機会に「ハインリッヒの法則」**も再確認して、
ご紹介また訂正追補しておきます。
こちらは単純に言えば、
「大事故の背後に軽微な事故あり」(上記テキスト第1章・基本法則)ということなのですが、
そう簡単でもないのです。
(統計学・数学上の裏付けがあるのでしょう。)

NPは生徒に注意喚起を促すために、
「8回ヒヤリの中に一回はオオヒヤリがあり、
8回のオオヒヤリの中に一回は取り返しのつかないダイジがあるよ。」
と言っています。
これは「8」***という数字に「象徴」「沢山」ということの暗喩的意味を込めているからです。


久しぶりに文字通りの「学習」をしてみました。


*マーフィーの法則(マーフィーのほうそく、英: Murphy's law)・・・
「失敗する余地があるなら、失敗する」「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」をはじめとする、先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則をまとめたものである(それが事実かどうかは別)。
[wikipediaより]

**ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)・・・
労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。
[同上]

***「8」について・・・
古代の日本において8は聖数とされ、また漠然と数が大きいことを示すのにも使われました。(例:八島、八雲、八重桜) 同様に、八を用いた八十(やそ)、百八十(ももやそ)、八百万(やおよろず)等も「数が大きい」という意味で用いられます。
[「NAVERまとめ・数字」より編集]