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過日当ブログで紹介したエドワード・ゴーリーの絵本を、
ゴーリー・ファンの才媛*のかたから、
いただきました。

『うろんな客』(河出書房新社:初版2000年11月の21刷・2015年6月版)です。


あの柴田元幸**さんの翻訳!

さらに絵本の「画(え)」に添えられている二行分ずつの短い散文詩(韻文的)を、
柴田さんは歌人の水原紫苑***さんの「強力なご支援」(絵本あとがき)を得て、
全ページ短歌で訳しています!!

しかも、
その短歌(57577)の末尾7音は、
すべて四字熟語なのです!!!


作中の「うろんな」****珍客の暗喩的解釈(謎解き)も、
上記あとがきで審(つまび)らか(≒詳細)に語られています!!!!


絶妙絶佳(ぜつみょうぜっか≒すばらしい!!)(^^♪♪♪♪。


書棚にあった『翻訳夜話』(ほんやくやわ)を合わせて読み始めました。
こちらは村上春樹さんとの共著(文春新書:2000年10月第1刷の2010年7月第8刷版)です。


・・・レイモンド・カーヴァー(当ブログ既出の「謎を秘めた現代アメリカ作家」)を読みたくなります。
書棚にあった『ぼくが電話をかけている場所』(村上春樹訳:中央公論社1983年7月初版)を読み始めました。



こうして休日の早朝は、
延々たる「ライトモティーフ」で連鎖してゆき、
ブログ記事の定点はぼやけてしまいましたが・・・、


エドワード・ゴーリーの描画と詩文に驚嘆そして・・・、
今、手元に届けられたことに深く感謝しています。




*才媛(さいえん)・・・
高い才能・教養のある女性。

**柴田 元幸(しばた もとゆき、1954年7月11日~)・・・
日本のアメリカ文学研究者、翻訳家。東京大学名誉教授。東京都大田区出身。ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、スティーヴ・エリクソン、スティーヴン・ミルハウザー、リチャード・パワーズなど現代アメリカ文学、特にポストモダン文学の翻訳を数多く行っている。彼の翻訳した本は注目を集めるため、レベッカ・ブラウンなどは本国アメリカよりも日本での方が人気が高い。
(Wikipediaより)

***水原 紫苑(みずはら しおん、1959年2月10日~ )・・・
日本の歌人。神奈川県横浜市生まれ。父は陸軍士官学校卒の軍人で戦時中は皇居にいた。神奈川県立横浜翠嵐高等学校、早稲田大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。1986年「中部短歌会」に入会し、以後春日井建に師事。1987年に『しろがね』で第30回短歌研究新人賞候補。1989年に第1歌集『びあんか』を刊行し翌年現代歌人協会賞受賞。第3歌集『客人(まらうど)』で第1回駿河梅花文学賞受賞。第4歌集『くわんおん(観音)』で第10回河野愛子賞受賞。第7歌集『あかるたへ』で第5回山本健吉文学賞・第10回若山牧水賞を受賞。世代的には穂村弘、加藤治郎ら「ニューウェーブ」と重なるが、水原の作風は端正な古典文法を駆使した伝統的和歌の衣鉢(いはつ:師から弟子に授けられるもの)を受け継ぐものであり、紀野恵らとともに「新古典派」と称された。テレビにも出演し、1999-2000年には『太陽』で、文化人女性へのインタビュー「美女論」を連載した。歌舞伎好きとしても知られる。また小説を『すばる』にいくつか発表したことがある。
(同上より、編集)


***うろん(胡乱)
[名・形動]《唐音》
1 正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。「胡乱な者がうろついている」
2 確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
3 乱雑であること。また、そのさま。補説:「胡」は、でたらめの意。また胡(えびす)。
[デジタル大辞泉より]