参考テキストは、
『知っておきたい野菜の基本』で、
当ブログで活用した『~魚の基本』の姉妹編。

枻(えい)出版社刊の「コンビニジャンク本」ですが、
春野菜から冬野菜まで四季に分けて写真&解説を掲載したスグレモノです。
DCIM1202
DCIM1203


























画像どちらも北海道産です。
二つとも「冬野菜・淡色野菜」のカテゴリーに入っています。


タマネギは頭部のしっかりした硬いものがよいそうです。
主な成分として、
糖質・ビタミンB群・ビタミンC・カリウム・リン・アリシン・ケルセチン、
そして食物繊維ですね。
切ると涙の出るのは揮発性の香り成分「硫化アリル」によるもので、
ビタミンB1の吸収を助け、
新陳代謝を活発にするとのこと。

血液をサラサラにして動脈硬化・糖尿病・脳血栓・高血圧などを予防する働きがあります。
凄いね、さすが一番バッターで紹介してよかった。


ネギは先端葉先までハリがあり緑と白のコントラストがくっきりしているものが良品。
主な成分として、
ビタミンB群・ビタミンC・カロテン(緑部分)・カルシウム・カリウム、
そして食物繊維です、重なって異なりますね①②で。
表面みずみずしくツヤのあるものがよいとのことで、
『日本書紀』にも記述がある長い歴史を持つ万能野菜だそうです。

ネギの特徴的な香りはタマネギ・ニンニクと同じアリシン由来のもので、
効能は疲労を和らげる他にタマネギと共通するものがあります。

今、退院後の節制がまだまだ続いていて、
玉ネギ・白ネギの「ネギネギパワー」は、
とっても有り難い組み合わせになっています。


さて、
そこで恒例の問題です。
恒例って・・・今日からそうなりますハハハハ。

Q:この二つを用い、
果たして夕食のメイン料理としてNPは何を調理したでしょうか?

撮るのを忘れて家族でパクパク食べてしまったのですが、
解答は次回の「知っておきたい野菜・その二」の際に。

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クラシック音楽の無い夜ですが、
NHK・Eテレ「古典芸能への招待・歌舞伎」、
「八代目中村芝翫(しかん)襲名披露公演  十月大歌舞伎」を視聴しています。
芸の肥やしで話題になった中村橋之助さんと三人の息子さんの御披露目ですね。

次々登場する役者たちの「口上」がとってもユニークで、
またユーモラスで格調高くて、
いいですねえ。


お願い申し上げ奉りまする。


まるで料理野菜ラインナップのようです。