DCIM4359
佐藤正午氏の、
第157回(年に1月・7月の二回発表)直木賞受賞作。

買い切り制度を貫いている(「強いている」はここに訂正)、
岩波書店初の受賞作でもあります。

ようやく7月25日印刷版(第4版)が店頭に並んでいます。
初版で買わないと気が済まなかった頃も懐かしいですが、
もうさほどのこだわりはありません。


これは、
本当にじっくりゆっくり読みます。

こういう小説を待ち焦がれていました。

ずっと読みたかった作品、
たぶん佐藤正午さんの最高傑作です。
ようやく彼はデビュー作『永遠の1/2』をいろんな意味で越えるのではないでしょうか。
(上から目線でごめんなさい<m(__)m>、まあ「ファンの一人」ってそういうものですからね。)


表表紙の帯キャッチには、
「途惑いと戦慄の果てに知る、運命の愛」とあります。


「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」の栞を挟みます。
こちらは8月18日ロードショーのアニメ映画作品です。
(『心が叫びたがってるんだ』『打ち上げ花火~』どちらかは観たいのですが…果たして(*_*;…)