R-1ドリンクタイプの、
共通「果汁3%」で左から順に、
「レッドフルーツミックス」
「アセロラ&ブルーベリー」
「グレープフルーツミックス」
の三種。

三種三者の共通点で、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)が入っています。
(これが「うわっ」の正体)


そして・・・🍷

11月16日第三木曜日午前0時解禁、
2017年ボジョレーヌーボー小瓶。


共通点があります。
何でしょうか?
DCIM5709

















「安定剤」です、
前者軍団は「ペクチン」、
後者新酒は「アカシア」。

前者は「増粘目的で粘り気やトロミを出して纏まとまりを保つためのもの」(増粘剤)、
後者は「沈澱防止目的でポリフェノールを包んでオリを防ぐためのもの」(ゲル化剤)。
他には結着剤(食品を接着し形が崩れないようにする)タイプがあり、
これら三つを「増粘安定剤」と呼んでいるそうです。


飲料ヨーグルトの場合は食感や喉越しを落ち着かせる効果が期待出来て、
ワインの場合は安価なものを上等に見せかける効果があるように思えます。


増粘安定剤は、
特に過剰大量に継続的摂取をしない限り(それはどんな食品にも言えそう…)は、
全く問題(どんな問題があるんだろう…)にならない「食品添加物」のようです。

う~ん。


R-1の場合はレギュラー(オリジナル)にも入っています。

ワインの場合は上級品は酸化防止剤(亜硫酸塩=二酸化硫黄)のみで安定剤は入りません、
(酸化防止剤も食品添加物なので「酸化防止剤無添加」ワインも増加)


うわっっっっっ、

う~んんんんん。


R-1最大の「売り」は確か「免疫力アップ」のはずです。

「添加物の多さに対する懸念」という観点で言えば、
スプーン(カップ)タイプの方が、
より安心なのかも知れません。
(こう結論付けているネット記事の方が多いですね。)


鰯の頭も信心から・・・、
R-1の免疫も審尋*から・・・。

・・・・・・・・・・・・

これはまだ検証中なのですが・・・、
森鷗外の「軍医総監・医務官僚」としての「偉大さ:食文化への貢献」にも賛否両論あって・・・、
陸軍軍人に麦飯を是認せず白米に拘って脚気(かっけ)・糖尿を救えなかったとする風説(?)や、
いや西洋食自体に反対し後年発売された化学調味料(味の素)にも懐疑的であった伝説(?)など、
・・・「毀誉褒貶」(きよほうへん:ほめることとけなすこと・さまざまな評判)激しく分かれるところのようです。

食文化史において日本の西洋食化に反対したとされる鷗外に関する、
当ブログ(2016年11月13日)「三種盛り:休日のこだわり食 3~森鷗外のヒソウ~」についても、
大いに見直す必要があります。


対比から食を経て鷗外にまで「愕習ガクシュウ(愕然たる学び)」を広げてみました。




*審尋(しんじん=審訊)・・・
( 名 ) スル ① 詳しく訊問すること。審問。 ② 裁判所が訴訟当事者や訴訟関係人に、陳述の機会を与えること。[大辞林 第三版]