世界は広いので、
NPがすぐに思い浮かんだドイルとモーム以外にも沢山いるだろうと思っていましたが、
まさに意外にもなかなか見つかりません。

作家名を、
その代表一作などと共に、
刊行された順に挙げてみます。


コナン・ドイル(エディンバラ大学医学部:英国)
『シャーロック・ホームズの冒険』(最初のホームズ物 1892年)

アントン・チェーホフ(モスクワ大学医学部:ロシア)
『桜の園』(最後の戯曲 1903年)

サマセット・モーム(ロンドン聖トマス病院付属医学校:英国)
『人間の絆』(自伝的長編 1915年)

ミゲル・トルガ(コインブラ大学医学部:ポルトガル)
『方舟』(カトリック作品 1940年)

(ミゲル・トルガはNPまだ読んでおりません。)


えっ・・・、
今のところ、
こ これだけ。
そ そうです。


あっ・・・、
そうすけさんを思い出しました。


(同じく読んだことがないという直接的理由で前回の日本編10人から外れていたのが下記作家★です。)


日本の医者で作家のうち、
世界的に知られているのは(多分)、
森鷗外と安部公房の二人だと思われます。

ただし、
後者は東大医学部卒で実際には医者として仕事をしていないので、
ノーベル文学賞候補には上がったそうですが、
医者作家という認識はなされていないでしょうね。

・・・そう考えると、
森鷗外の余りにもマルチな業績は、
たとえ軍医としての軍人食判断に瑕瑾(かきん:キズ・欠点)があるとしても、
やはり偉大過ぎるように思われてなりません。


さて、
看護師を含む医療従事者で作家・・・、
それは果たして居るのでしょうか。

医師もそうですが、
それは現実的に有り得るのでしょうか。


医師・看護師等でありながら作家・・・、
そのこと自体が「超現実主義(シュールレアリスム)」のようにも思われてしまいます。


(・・・続きます。)


★夏川 草介(なつかわ そうすけ、1978年 - )・・・
日本の医師、小説家。大阪府出身。信州大学医学部卒。(地域医療)医師として勤務するかたわら、2009年に『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビューした。同作は第7回本屋大賞候補作にも選ばれている(最終的には2位)。「夏川草介」はペンネームである(夏目漱石・川端康成・草枕・芥川龍之介)。