DSC_2217 (1)岩波ジュニア新書で2012年8月に刊行されたものです。
ずっと読みたかったのですが、
なかなか店頭に見かけられず、
街の書店への注文でようやく入手出来ました。

いまいせい氏は、
前年度のNHK俳句の第一週選者さんでした。
元横浜高校(男子の中学・高校)俳句部(&ダンス部)顧問教諭のかたで、
御年67歳ご活躍中の俳人・シナリオライター。
(2017/12/03の当ブログにプロフィール記事)

第一章は「〈踊る俳句同好会〉誕生」、
本校文芸部の部長さん(ペンネーム:憐花)は、
ダンス部を兼部しているので、
読ませてあげたい・・・と思って読み始めると・・・。

違う!
これを読むべきは、
俳句素人集団である今の「PW俳句甲子園」履修者全員だと思えました。
敢えて言えば、
「受験」「勉強」「成績」と、
「俳句」「芸能」「部活」とは、
別物だと決めつけている(おそらく…推薦入試活用を除いてね…)、
生徒諸君全員ではないかと。
勿論教員もね。

およそ俳句に縁のなさそうなヒップホップ好きの、
成績(&うだつ)の上がらなさそうな男子高校生集団が、
今井顧問先生の甘言巧言に導かれて、
見事に言葉と感性の豊かさを獲得してゆくんだもんね。

う~ん、
6年前に出た本だから、
せめて5年前に出会っておきたかったなあ、
この一冊📖

そうすれば33期の連中との「付き合い方」も随分違っていたのになあ・・・。
まあ・・・、
そういうことは結構、
沢山ありますよね(遠い目(*_*))。


想い出は明るいブルーの飛燕草
(宏)


飛燕草(ひえんそう)とは、
デルフィニウムのことで、
仲夏の季語です。
硝子花瓶への「入り待ち」を経て、
明日からの教室への「出待ち」中。
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