野分🌀(のわき:台風)という
ロマンティックな朝ではない

朝は「あした」という読みを
持っておりそこから明日へと
つながって「あす・あした」

大型で非常に強い勢力の台風24号
(チャーミー)が西日本上陸の後
東日本へと縦断の予報も出ている
朝に今し方阪神地区に暴風警報…

今日だけではなく明日も心配です


ただ俳句の面白さはこんな朝にも
あるものNHK俳句の第五日曜日の
「吟行」を見ていました楽しそう
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今そのHNK俳句への投句も含めて
三種類の葉書を「いそぎ(準備)」
調えての「得心句降臨」待ちです

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おととい28日(陰暦葉月十九日)
前夜の居待月(いまちづき)の残る
有明の月で午前七時 西北西の空

この居待月のみならず「月一切」
「仲秋」の季語となっています

月・小望月14・名月15・十六夜16に
翌朝から有明の月が始まり立待月17
居待月18を挟んで臥待(寝待)月19
さらに更待月20へと続く月の連鎖…


月は意外と使いにくい季語です
月次句(つきなみく:月例の平凡な句)
まさに月並みになってしまう…
そう思えてならない曲者の季語


だとすると第一回「NP組」句会
入選者おふたりの句はいいですね
再掲ご紹介させていただきます…


月見えぬ一人の道で小石蹴る
(市森さん)

月に云ふ打ち明け話ひとつ増え
(CosmoSさん)


第二回句会の兼題発表は10月8日
です こちらへも是非御参加下さい




















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俳句の話題もうひとつ

佳作特別賞に入賞した文芸部長の
柊憐花さんに伊藤園から送られて
きた特別限定ペットボトル一本を
いただきました益々のご活躍をと
念じつつスプレッド画像掲載です
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季語として「野分」は仲秋まさに今
陽暦9月30日は陰暦で葉月二十一日
「きごさい」サイトから援用させて
いただきます…いつものガクシュウ


🌀野分(のわき) 仲秋
【子季語】
野わけ、野分だつ、野分波、野分雲、野分跡、野分晴
【関連季語】
台風、初嵐、やまじ、おしあな
【解説】
野の草を吹き分けて通る秋の強い風のこと。主に台風のもたらす風をさす。地方によっては「やまじ」「おしあな」などと呼ぶところもある。『枕草子』(百八十八段)では「野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ」とあり、野分の翌日はしみじみとした趣があるとする。


【文学での言及】
野分のまたの日こそ、いみじうあはれに、をかしけれ。立蔀、透垣などの乱れたるに、前栽どもいと心苦しげなり。大きなる木どもも倒れ、技など吹き折られたるが、萩、女郎花などの上に、横ろばひ伏せる、いと思はずなり。格子の壷などに、木の葉をことさらにしたらむやうに、こまごまと吹き入れたるこそ、荒かりつる風のしわざとはおぼえね『枕草子』百八十八段

野分、例の年よりもおどろおどろしく、空の色変りて吹き出づ。花どものしをるるを、いとさしも思ひしまぬ人だに、あなわりなと思ひ騒がるるを、まして、草むらの露の玉の緒乱るるままに、御心まどひもしぬべくおぼしたり。おほふばかりの袖は、秋の空にしもこそ欲しげなりけれ。暮れゆくままに、ものも見えず吹きまよはして、いとむくつけければ、御格子など参りぬるに、うしろめたくいみじと、花の上をおぼし嘆く『源氏物語』野分巻

荻の葉にかはりし風の秋のこゑやがて野分のつゆくだくなり 藤原定家『六百番歌合』
かりにさす庵までこそなびきけれのわきにたへぬ小野の篠原 藤原家隆『六百番歌合』

【例句】
芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな
芭蕉「武蔵曲」(NP注:句中の芭蕉は庭のバショウの葉と思われます)

吹き飛ばす石は浅間の野分かな
芭蕉「更科紀行真蹟」

猪もともに吹かるゝ野分かな
芭蕉「蕉翁句集」

鳥羽殿へ五六騎急ぐ野分かな
蕪村「蕪村句集」

ぽつぽつと馬の爪切る野分かな
一茶「文化句帖」

鶏頭ノマダイトケナキ野分かな
心細く野分のつのる日暮れかな
正岡子規「子規句集」

大いなるものが過ぎ行く野分かな
高浜虚子「五百句」