守破離てふ耕しの術蕎麦を喰ふ
(NP宏)

「耕し」は春の季語で、
「蕎麦」は単独では季語になりません。
以下はご参考までに・・・。
[秋] 蕎麦の花・花蕎麦・蕎麦 新蕎麦・秋蕎麦・走り蕎麦・初蕎麦 蕎麦刈・刈蕎麦・蕎麦干す 
[冬] 蕎麦湯・蕎麦掻・晦日蕎麦・年越蕎麦・新蕎麦冬・つごもり/運気蕎麦・夜鷹/夜鳴/夜泣蕎麦
(「俳句と蕎麦」サイトより)


六年の時を越えて再訪した「守破離」の画像です。
その頃には考えにも及ばなかった思考と状況との、
只中に現在も生きていますがこれからも「守破離」
その理念を大切にして「表現者」としてありたい、
そう願っています当ブログにお越しいただき感謝。
(「表現者」はサラオレインさんMCの言葉から)

今回はレギュラーの二八蕎麦で、
ご一緒した知人と共に舌鼓打ち、
上天盛を戴きました旬菜も感服。


守破離は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。 日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、プロセスを3段階で表している。
(Wikipediaより)

守破離の用語解説 - 剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、 他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派を離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
(コトバンクより)

愛用の「新明解国語辞典・第七版」には守破離という見出し語がありません。
(「新明解」自体が「破」や「離」であった時代は遠くなり、いまや「守」であるというメタファなのかも知れませんね失礼いたします。願わくはお店自体が「守」に傾くことのありませんようにと。)

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当ブログに、
まだ画像の無かった時代の記事を見つけました。
2013年の1月27日に初めて「守破離」
を訪ねています以下その記事再録…。

守破離

しゅはり~能楽師・世阿弥の理念です。
伝統の型を守る、壊す、作る・・・順にいずれも不可欠なもの。
「序破急(評論なら序論・本論・結論、だから[対比・対立]は必須。)」
「ヘーゲル弁証法=正反合」も類質ですね。

広い意味での学習や習得の方法論もそうなのだと思います。

谷町四丁目に、この店名を持つお蕎麦屋さんがあり、昨日知人の案内で行ってみました。
十割そばの美味しい・ジャズの流れる・メニューの創作的な、素敵で洒落(しゃれ)たお店でした。
なるほど、守・破・離、それがテーマのコンセプト(=概念)。

~型で捉えて型を破り型を越えて行く~これから一年のNPコンセプトの一つに据えたいと考えます。

今年度御卒業のかたへ、心からおめでとうございます、標題の言葉を贈らせていただきます。