10月1日は
秋の衣替え

はずですが
暑い暑い☀️。

俳句には
二物衝撃
という技
があって
意外性や
面白味を
出すには
効果あり。

中途半端なる
休載を中止し
気楽に気軽に
活字の文化を
語り続ける事
思い決めます。


さて
二冊衝撃。💥

空と雲
『空の辞典』

『雲のカタログ』
これで最強。
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空と雲との間には
今日もアツアツ日が射すよ
(中島みゆき「空と君のあいだに」 参照)


解説本と同人誌
『お手本は奥の細道~』

『俳句雑誌 奎 第10号』
とかく学習。
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荒海や佐渡に橫たふ天の河
(芭蕉『奥の細道』参照)

実は実景として見ていない
天の河も佐渡も見られない
気象・地理状況という衝撃。


芭蕉は春の終わりに旅発ち
ずっと夏の間にイメージし
憧れていた天の河の中空を
見られるはずもない佐渡の
虚像に重ねていたと思われ
こんな句を悪戯しました😎。


天の河芭蕉は佐渡を見にけらし
(宏)


天の河は初秋の季語
あえて『奎 第10号』
「夏の旅」の十連句
に入れてみました…。


芭蕉の生きた近世の
江戸元祿の季節感で
「300年前に戻っただけ」?
(新海誠『天気の子』参照)


説明の必要な句を敢えて
これからも作りたいなと
意地を張っているのです。


淡き闇螢追ふ村上春樹
(宏)
(村上春樹『ノルウェイの森』参照)


「二物衝撃」は
説明が野暮です。


「二冊衝撃」は
説明が必須です。