髙村薫さんの
毎日新聞連載
今夏 7月30日
初刊ようやく
纏めて耽読中。

くすみ書房の
街の本屋の話
読む前でした
からメガ書店
ブックカバー。

「細密な彫金をするような」
と髙村さんフリークの知人
が評している超絶な重層感。

タイトルに隠されている筈
「我ら」に既に予告される
序盤に溢れる伏線の物語性。

何よりも一行だに疎かには
読めない語り口調と多角的
な視座に彩られた詩的情緒。


「速読」の至らなさ危険性
それに嫌と言うほど気付き
晩秋まで持ち越して大正解。


作家ご自身は珍しいほどに
本作品販促キャンペーンで
特別列車ミニツアー・雑誌
記事への露出・サイン会等
懇意熱心だと伺い知ります。

本文自体は 9ページ目 から
始まりますが 5ページ目 に
東京の三鷹市・小金井市・
府中市・調布市の境界周辺
その地図が置かれています。

謝辞や奥付を合わせ543頁。


たっぷりと読むとっぷりと暮れの秋
(宏)


「聖地巡礼」ではありません
が髙村さんの出身大学である
国際基督教大学も含むエリア
… 三鷹の禅林寺再訪や初めて
の三鷹の森ジブリ美術館観覧
を兼ねて訪れてみたいのです。

まずは只管 (ひたすら)
一行入魂で通読します。

こんな濃密優雅な読書
随分とひさしぶりです。

忘れかけていた愉楽…。📖👓

今夏の「はじまりは本」展
南天荘画廊でゲットした栞
を挟んで読むに相応しく…。🔖


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