昨年の2月24日
アメリカ出身の
日本文学研究者
ドナルド・キーン
(東日本大震災後
日本に帰化して…
鬼怒鳴門を名乗る)
氏が96歳で他界。

一年後の今日は
養子の誠己さん
命名の季語(?)
黄犬(キーン)忌。


「日本文学の伝道師」

東京新宿で一周忌イベント
芥川賞作家の平野啓一郎氏
日本文学研究者のロバート・
キャンベル氏らによる公開
討論があるそうですが…
果たして本日開催は如何…?


このイベントを知ったのは
少し意外にも帰省先の北陸
日刊県民福井という地方紙。


用事後 帰省トンボ帰り
北陸線特急停車駅へ…

タクシー運転手さんは
… この二年異常気象で
雪がほとんど降らない
いくら暖冬でもこんな
四月中頃の天気は異常
…二年前の一晩で80cm
の雪も異常だったし…
と異常を連呼しました。


キーン氏が終の棲家に
選んだのは新潟の柏崎
反原発の姿勢を被曝国
の人よりもずっと強く
貫きたいから…でした。

異常ではありませんね。

キーン氏はコロンビア
大学の学生で18才の時
ニューヨークの本屋で
『源氏物語』に出会い
日本文学を志すように
なったそうです(wiki)。

新聞記事では日本文学
の英訳六割はキーン氏
及びキーンファミリー。

教えていただいた学生
もまた多く日本文学を
志すようになりました。


それでもこの国は
高校国語の2022年
カリキュラムから
小説等「文学国語」
を選択国語扱いに
してしまうのです。


異常気象と同じで
異常現象そして又
異常教育ではない
のでしょうか…。


【黄犬忌に忘れじ源氏物語】