ぼくとうきたん

隅田川東岸の物語

意です。

昭和11年11月に記された
風変わりな中編小説です。

作中小説や俳句や漢詩や
その書き下し等を随想風
紀行文風に鏤ちりばめた…
はっきり言って纏まとまり
ない落ち着かない作品💦
…昨年も今頃に読んだの
を想い出しました。やれやれ…

「震災の後…」という切り口
「活動写真」についての話題
…は(二)に収録の「踊子」に
共通しています…荷風の重要
素材モティーフとも言えますね。

耽美派です…いいけどね冗長
な気もします…嫌いじゃない。


作中句からこれはという句…
その頃は「季重なり」なんて
気にしなかったのかも…酷い

菊池寛との確執を読み取る
のは無理でしたね…東京の
下町や花街の風情はその後
変わり果てて…今またパン
デミックの新たなる脅威に
さらされて…村上春樹さん
の「あの物語」を再読して
みたくなりました…たぶん
「移りゆきて・滅びゆきて」
というモティーフは共通し
…「では何がどのように残りゆくのだろう」。


読んでみます…5月は村上春樹から。📖

本来は四月末に行くはずだった東京
に思いを馳せて…『東京奇譚集』を。

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5月1日(金)
八十八夜ですね
陰暦の卯月九日。

陰暦は面白いですよ。
実際の季節感・体感
とはやはりズレます
からね…いきなり!
ど~んと「一か月」
追加されます👀!

今月23日からは…
陰暦では「閏卯月」
「うるううづき」
始まります…はい
旧暦では四月二回
ハッピーバースデイ
二回あります…いいね。





【東京に奇譚あり八十八夜】