

それはたまたま(玉玉)
冬至(当時)の出来事…。
多分無農薬と思われるゴリゴリ
柚子玉を二ついただいて帰り道
行きつけの大きい方の書店にて。
(大は百貨店に…小は街なかに…
メガは政令指定都市に… 中 無し
そして超メガは原生林の奥地に)
『エドワード・ゴーリーの世界』
という紹介ガイドブックの一冊
をゲットしました… コロナ不安
募り全国緊急事態宣言の出た頃
2020年4月初刊の「改訂増補版」。
単なる絵本作家ではありません。
(そもそも単なる作家はいない?)
リリック=抒情詩に溢れた創作。
「うろんな不安」がゴーリーの
エッセンスの一つなので…頃が
よくなかったかも知れませんね
… うろん:胡乱とは「確かでなく
怪しい」「うさんくさい」こと
まさに新型ウィルス感染の不安
そのものであり… 気を回すのも
憚られ埋もれつつあった本かも。
シカゴ生まれ75歳の2000年4月
マサチューセッツで生涯を終え
(心臓発作)… その後に幻想的な
アナグラムを用いた作風と私家
版を多く残したこととで熱狂的
なコレクターを生んだそうです。
確か兵庫県伊丹市にゴーリー展
が来た時にファンとして行かれ
たかたに頂戴して知り得た作家
…『~世界』と合わせ繙(ひもと)
き楽しんでいます『うろんな客』
は「珍客侵入」にまつわる…そう
まさしく「うろんな不安」の話。
(コロナ社会渾沌の未来予想図?)
はてな?今回肝心の「五里霧中」
状態の(胡乱を表す四字熟語か?)
『エドワード・ゴーリーの世界』
の方の話は?… 新刊書ネタバラシ
になります… やめておきましょう
是非共「ミステリアスメタファ」
(NPネーミング)ゴーリーの世界を
堪能されたかたと語らいたいもの
… ただただ めちゃくちゃ面白い。
【柚子玉のふたつゴーリーにほひたち】
【ゴーリー夢中冬至に当時甦(よみがへ)り】
(宏川)
柚子湯にはヘタを取って浮かべますが
その面の方が重くて下になるのは同じ。
【軽重の鼎(かなえ)柚子湯で自問せり】
【ゴーリーを探せそいつは別作家】
(宏川)
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