エドワード・ゴーリーがそうでしたが…
本編よりもガイドブックや関連事項の
方が意味深な時があります… 哀しき哉。

ニーチェの場合でも『蒼穹』冬の部に
こんな句があり浅き理解に忸怩(じくじ)
たる思いになるんですよねえ… これが。

【ツァラトゥストラかく読みて聴く冬日和】

この時聴いているのは無論
R・シュトラウスの1896年
作曲初演の同名交響詩でも
よいのですが… ニーチェが
心酔して決別したとされる
ワーグナーでも面白いです
…1876年32歳の時の出来事
がありその後バーゼル大学
教授を辞めザロメと出会い
別れ…『ツァラトゥストラ』
(1882年38歳~)なのです。


… なんてことも教えてくれるのが
ガイドブック… 父が牧師で父方・
母方共 祖父も牧師だったニーチェ
キリスト教批判に転じた彼に捧げ
一緒に読んでみたいような便利本。

不遜かも知れませんが敢えてこの
クリスマスの一日にガイドブック
を携えて敬虔に過ごしたいのです。

テクストの隣にあるのは
大学院の大先輩に戴いた
教会のオリジナル・ミニ
カレンダー… 有り難くも
自身の来し方と行く末を
考えてしまう そんな朝…。


【クリスマス歯科医の予約入れている】


【世界より自分がどう生きる聖夜】


現代かな遣いにしてゆこうかなと
2021年の展望を新たにしています。


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