びわこうの
よやしゃみせんの
おとあられ


『野ざらし紀行』😱 収録の句
白居易(中唐の詩人)「琵琶行」(816年頃作)を
踏まえています… 左遷された白居易が舟中で 
名妓の琵琶を聴く剥落の風雅… それに対して
俗世的な三味線を取り合わせた洒脱の句です。


ネット鑑賞の極み… 原詩も中国語朗読も全句
鑑賞可能です「琵琶行」… まずはこの古詩を
読んで更に標題の芭蕉句を学び… ようやくや
俳人の如月真菜さんに賜った近刊第三句集の

『琵琶行』

… を当ブログで御紹介し鑑賞を述べることが
できます… 是非とも年明けには「句集を読む」
シリーズを再開し一番に挙げさせて戴きます。


予告画像です
少しずつ読ませていただきお気に入り句はたくさんあります
結社「童子」副主宰のかた…主宰はご母堂の辻桃子俳人です。

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😱野ざらし紀行・・・
1684年(貞享元年)8月、門人苗村千里を伴って深川の芭蕉庵を出立、東海道を上って伊勢・伊賀・大和を経て、以後は単独で吉野、9月下旬に美濃大垣、桑名・熱田・名古屋から伊賀上野に帰郷して越年、春の大和路をたどって京都へ出て、近江路から江戸への帰路のおよそ8ヶ月の紀行を題材とする。



【琵琶湖西越えて吹雪の帰郷かな】