空爆する側のパイロットのひとりが自分で
空爆される側の人間もどうやら近くにいる。

わからないように上司とアイコンタクトを
とりながらさりげなく身をふるまっている。

時刻が迫り空爆への飛行機に乗り込むため
まず他にさきがけこっそりその場を離れる。

そこで夢は途切れたか目覚めたか微妙です。
健全な夢ではない…そもそも夢に健全は…?

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E・フロムはナチスに追われてアメリカに
帰化し早くから「権威主義の研究」に参加
しています…夢の解釈に関しても「父」の
「母」の…「神々」「国家」「独裁者」の
から「原理原則」「主義主張」「医学者」
まで多岐に渡るものの「権威」の影を象徴
言語として捉えているようです…フロイト
を継承して例えば銃(ピストル)を持った男
については…同様に性愛(リビドー)的に捉
えようとします…さて、上記の夢は実際に
四月一日未明にNPが見たのですが…では
どのように解釈されるべきでしょうか…?

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レム睡眠(浅い眠り)の時に人は一晩に4・5
回は夢をみているという説もあり…それを
憶えているもしくは印象的に再現できると
いうことは…余程強いインパクトがあるか
覚醒下での意識がそれを記憶中枢から抽出
することに慣れているということでしょう。


夢分析は
フロイト派(自由連想法的解釈)
ユング派(神話昔話イメージ法解釈)
に分かれ…更にフロム(常識的洞察的解釈)
となるようですが…もう少し文献ガクシュウ
を深めることにします…上方の一見して特殊な
夢にも何らの寓意を考察してみたいと考えます。

それにしても空爆とか悲しくて怖すぎますね…。

(続きます)


【空爆は短篇バグダッドの靴磨き
   米原万里の渾身の遺作】


【卒業は自由からの逃走の一歩】
[「贐(はなむけ)十四連句のソネット」より
    …「自由からの逃走」はフロムの言葉]